ヘルメットと革と女性の親和性

2021年9月4日

このところはまっていたイギリスのテレビドラマ「Doctor Who」。

日本でも途中のシリーズまでは放送されてたから覚えている人もいるよね。電話ボックスのような形のタイムマシーンで時空を旅するDoctorが主人公のSFドラマ。シリーズ開始から50年以上も経つんだ。主役のDoctorもすでに12代目。主役が代替わりするドラマって、比較すれば日本では水戸黄門かな(笑)。

で、このドラマに最近ますますのめりこんでいるわけは…。

そう。こちらも変わっていくDoctorのコンパニオン。Clara Oswald 役のJenna Coleman。

小柄で目が大きくて気も強そうだけど思わずだきしめたくなる可愛さ。

こういう女優さんが時々イギリスは出てくるよね。とにかくキュートで魅力的。その彼女がバイクに乗るシーンは…〝Y〟的には悶絶。理想の美しい女性がジェットタイプのヘルメットをかぶり、そして、革のジャンパーで(よぉく見ると革じゃなさそうなんだけど、そこはまぁ割り引いて…)。さらに革手袋も!おそらく制作陣もそのつもりで作っているはず。だって、見せ場が多いんだもん。

ま、それはさておき、そもそもSFって「科学」の世界だから男の子の世界っていうイメージがあるんだよね。そこに魅力的な女性が入り込む違和感…。これが味わいなんだろうね。つねにSFドラマや映画は美しいヒロインが大活躍するもんね。例えが悪いけど「はきだめの鶴」的な。あるいは「スポ根物ドラマの女性マネージャー」的な。そいういう希少価値的な状況が美しさをさらに引き立てているような気がする。制作者としては視聴率を上げるためにはそうせざるを得ないところがあるんだろうね。

というわけでSFドラマと美しい女性が親和性が高いということが言える。これが第1のポイント。

2つめに、一つは近未来的な、あるいは宇宙的な、あるいはアクション的なシチュエーションだったりすれば、革のつなぎやPVCやゴムのキャットスーツに近い衣装が出てくることもその要因の一つかもね。みなさんもうなづけるキャラクターが一人や二人、すぐに思い浮かぶでしょ。

ところで以前にもちょっと書いたけれど、〝Y〟にとって、今のフェチな趣味を決定づける映像の一つが「あの胸にもう一度」という映画。主演のマリアンヌ・フェイスフルが全裸のまま全身を革のつなぎにゆだね、そしてヘルメットかぶりバイクにまたがる…。これほど興奮するシチュエーションはなかったね。


こちらが元祖。マリアンヌ・フェイスフル
映画「あの胸にもう一度」から
そうなるとそのオマージュ的な映像が世界中でたくさん出てくることになるわけ。

80年代にイギリスでヒットしたポップグループのEighth Wonder、そのボーカルを務めた女優のPatsy Kensitも当時は冒頭のJenna Colemanと同じキュートさが売りの女優さんで、彼女のミュージックビデオもまた革の衣装にヘルメット…。明らかなオマージュだったよ。彼女の整った顔立ちにもしびれたねぇ…。


Eighth Wonder のPatsy Kensit
日本ではルパン三世の不二子がオマージュとして有名だけれど、映画ではたとえば「湾岸道路」の樋口可南子、終わりの頃にほんのちょっとだけど、やはり全身革のスーツにヘルメットというシーンが出てくる。別れた男を想いバイクを走らせるというシチュエーション。


そして樋口可南子
つまり、ヘルメットに革つなぎの女性というのは自立したしっかりした女性というイメージがありながら、実は全身を包まれ、守られているという弱さを示すことにもなっているという矛盾があるんだ。いや、革に全身を縛られて自分の主となる男性をひたすら待っている姿ととらえれば、もろにSMだよね!

だからこそ、その両方のギャップにしびれるし、だからこそ、つなぎの中身は筋骨隆々のウォリアーな女性ではなくて、たおやかな柳腰の女性であることが望まれるというわけ。

そう、S的な女王様のいでたちでいながら、内実はMとして男に身を預ける…。そういうイメージこそが革とヘルメットには託されているんじゃないかな。

だから子供のころから将来自分のパートナーとなる女性にはこの組み合わせで…というのが夢だったんだ(どういうガキだろ!)。というわけで、革のスーツにジェットヘルメットをかぶせ、それで責めてしまう〝Y〟の性癖というのは…。

それに従ってくれる〝なみ〟にはいくら感謝してもしきれないね。