海外製「激安」革責め具の実用度を探ってみる
こちらが本文中「1.」とした製品を
〝ゆえ〟に装着したところ
革製の責め具が大好きな〝Y〟。日本の製品は非常に優秀で、もう30年近く使っているものもある。ただ、値段はそれなりにするよね。たとえば、全頭マスクだったら1~2万円は見ておかなければならないし、革のハーネスベルトで顔を覆うタイプの口枷などでも、やはり1万円以上はする。
ところが、昨今、アマゾンなどでは、外国製の本革や人工皮革の責め具が非常に安価に売られているのはみなさんもご存じの通り。
で、数年前そうした製品を購入してみたけど、やはり、それなりのものが多かった。中には1、2度使っただけで革が破れてしまうものも。
でも、2年前に購入した激安のアームバインダーはかなりいい線をいっていたし、その後も割合長持ちしてくれている。
そんな中、アイテムの種類も非常に増えているので、さらに興味を持ったわけ。
ある日、アマゾンを見ていたら、口枷でデザイン的に惹かれるものが2点。お値段も1~2千円台。
うーん、これは試してみる価値あるよね。
というわけで、購入した口枷。
1.
「M マスク口枷 虜プレ 口ギャグ 全頭マスクレザー製」¥ 1,920
もう一つは、
2.
「SM マスク口枷 ボール レザー 製 ヘッドハーネス 虜プレ 本革製」¥ 2,189
(2022年現在、アマゾンでは別の名前で売られている~こちら)。
この製品は、同じデザインで本革でなく合皮もあり、そちらは値段が1360円。さらにカバーの内部のギャグもソフトタイプが選べたりと、選択肢が広い。
いずれも海外からの発送。もちろん日本製ではないよ。
2週間ほどで届いたけど、まず、どちらも作りが良く似ている。裁縫はザックリしているけど破綻はない。そして、1.のレザーと書いてあるのは合皮で、2.は本革。合皮の方は固めで、柔軟性には欠ける。でも、その分、逆に固さが加虐感をもたらすという面もあるかもしれない。本革の方はさすがに、しっかりとした手応えがありながら、やわらかさもあり、顔にフィットしそう。
さて、それを〝ゆえ〟とのプレイで使ってみたよ。
まず、1.の口枷から。
あれ?鼻の両側を通すハーネス、これが〝ゆえ〟の目の部分にもろに当たっている。〝ゆえ〟、「ご主人様、ベルトが直接当たるので目が開けられません」
うーん、確かに。これ、小顔の〝ゆえ〟には幅が広すぎるねぇ。大柄な男性向けかもしれないね。ただ、カバーの内側にあるボールギャグは取り外しができるので(その部分の合皮は強度が心もとないけど)、便利に使えそう。また、口を覆う部分をやや下に下げて使えば、鼻の両脇を通るハーネスの幅が狭まるので目に当たらずにすむ。でも、ちょっと格好悪くなるかな…。残念ながら我々にとっては実用性は低いみたい。
さて、2.は?
「本革」とうたう通り、1.に比べ質感は良い。とはいえ、革の質そのものはやはり、さほど高くはない。ただ、実用には問題なさそう。頭の縦、横、首輪も含めると5本のハーネスがあるのだけど、首輪を除いて、いずれもかなり余裕のある長さで〝ゆえ〟には相当余ってしまう。奴隷の頭のサイズによっては切断して使った方が見栄えはいいと思うよ。
そして肝心の装着だけど、〝ゆえ〟には、ほぼぴったりと装着できた。
しばらくそのままアルファインのX字架に拘束して快楽責めをしてみると…。
無骨なデザインだけど、これはこれで、なかなか絵になるねぇ。
やがて、顎から、唾液がしたたり落ちてくる。
それを眺めて楽しむのも良し…。
はずした後で〝ゆえ〟に尋ねてみるとボールギャグから溢れた唾液がどんんどんカバーの部分に溜まり、顎が唾液に浸かった状態に。そのことで被虐感がとても強く感じられたようだ。
うん。使える!
というけで、こうした安価な製品も日々進化し、実用度が次第に高くなってきているということがわかった体験だった。
おそらく、今回の製品とコンセプトが似た
日本製品といえば、例えば、こちら
天ノ介さんの「Nマスク」
とはいえ、やはり日本の職人さんが作る本革製の責め具は細部に至るまで良くできているし、何よりも長持ち…。見た時の質感も高いし、実際に肌で触った触感も実になめらかで、段違いに良いのだよねぇ…。
長く楽しもうと思ったらやっぱり、そうした職人さんの製品を買った方がいいと思う〝Y〟。
割り切って、「とりあえず1年くらい使えればいいや」と思うのであれば、こうした格安製品でまず楽しんでみて。
そして、慣れてきたら、次に、ぜひグレードアップを!