水着とブーツという組み合わせの〝ゆえ〟を責める ~ 「トッピング」という発想
1980年代~1990年代、SM雑誌が元気だった頃のこと。当時、SMクラブの広告はカラーで素敵な写真が多かった。それを眺めるのも雑誌の楽しみの一つ。
各店舗ともに集客のために様々なアイデアでサービスを展開し、それを広告でも謳っていたと思うんだ。
今でも懐かしいものが沢山あるけれど、一つ、特に目を惹いたコピー。
それが「トッピング」を愉しむというもの。
え?SMでトッピングって、どういうこと?
当時すでに一般社会にはトッピングという言葉があったんだよね。ケーキとかアイスとか、主にデザートなどに対してこのトッピングというのは使われていたので、今とはちょっとイメージが違っていたかもしれない。なんとなくおしゃれなイメージがあったと思うし、だからこそ、SMクラブの広告に使われていたと思う。今はトッピングって言われるとラーメンとかうどんを思い浮かべる人も多いもんね!
さて、その広告でのトッピングというのは、SMクラブの女性が客の希望に応じて様々なボンデージグッズを身につけるというものだったように記憶しているよ(違ったらゴメンね)。
そう、革の手袋を着けて欲しいとか、網タイツをとか、あるいはラバーのスーツだったり……(〝ゆえ〟が話していたけど、今どきでは「オプション」という言葉がそれに近いかもしれないね)。
これが結構、心に響いたんだよね。
というのも、ご存知のように〝Y〟はレザーやPVC、ラバーのボンデージ好きで、女性に様々なボンデージギアを装着して責めるのが大好きな性癖を持っている。
〝Y〟がSMで調教をする際には必ず、何かしらのギアを女性は身につけることになる。つまり、「トッピング」を施される!
今、〝ゆえ〟を愛奴として調教しているけれど、このブログに書いている通り、そのたびに様々なグッズを身につけさせるので、全裸の〝ゆえ〟を責めるということはめったにないし、たまにそうすると、〝ゆえ〟が戸惑ってしまうくらい!(笑)
そして、そのトッピングの中でも最近のお気に入りはこのニーハイブーツと水着という組み合わせ。
その水着も様々だけど、最近はLEOHEXのものをよく使っている(REALISEにも憧れるけど)。
もともとモデル体型の〝ゆえ〟なので、この組み合わせはとても似合うしカッコいい。
そこをベースに様々なトッピングをさらに楽しむことになる。
ボールギャグから流す涎も
またトッピングの一つかも!
着ているのが水着だから
涎でどんなに濡れても大丈夫!
手足枷、首輪、目隠し、ボールギャグ……などなど。
それを1回の調教で様々な組み合わせにして、眺めて楽しみながら責めを加えていく。
これは楽しいよ!
もっとも、道具がついつい多くなりがちで、ホテルへの行き帰り、荷物が多くなっちゃうけどね(笑)。
トッピング感覚を利用してのSM。あまりにも軽い語感なので、当時、感心しながらも、実は若干の反発も覚えていた。
それに、そもそも当時は憧れていてもなかなか現実に行うことは難しかったし(金銭的に余裕のない頃だった)、そもそもSMクラブに通うということが諸処の事情でできなかったし。
あれから数十年。この界隈も、自分自身も色々な事が変わったよ。
SMというジャンルは大きく広がり、バリエーションも様々。
トッピングに使えるようなSMの道具も実に多種多様でネットを通して簡単に手に入る。
〝ゆえ〟という〝Y〟の性癖を理解してくれる大切な従者を得て、自由自在に展開できる幸せ。
次回はどんなトッピングにしようかなと楽しみな日々。
あれから数十年。トッピングという行為はいまだに色あせずに続いている。