水責めで一挙両得の楽しさ ~ 意外な物が奴隷の苦しさを和らげた!(前編)

2024年4月24日


これから水責めを受ける〝ゆえ〟
濡れてもいいように革ではなく
ラバーの目隠しや
ボールギャグ、手足枷を装着されている

今回の記事は暴力的に見える内容を含むので、苦手な人はスキップしてね。また、危険を伴うので安易にマネはしないでね。そして我々の場合あくまで〝ゆえ〟と〝Y〟が互いに合意した上で行っていることは強調しておくよ。

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「水責め」、古くからある責めだよね。その方法は様々。

そしてSMの世界でもこの責めを楽しむSさんたちやMさんたちが、いらっしゃる。

多くは浴槽などを利用してMの頭をSが手で押さえつけて水に沈ませるというもの。ミステリードラマなどにもよく登場するシーンだよね。でも、実際にこれは殺人事件などの犯罪で行われることがあるので、そういう意味ではとても不快感を持たれる方も多い。実際、〝Y〟も犯罪で人を溺死させるという悲惨な事件をメディアで見聞きするたびに、ああ、コワイ……と思うもん。(-_-;)

とはいえ、SMの世界は一種のファンタジーでもあるので、愛奴を水責めにあわせたいという欲望にかられることも。

〝Y〟はUW(Under Water)の趣味もあるので、それも影響しているかもしれない。

とはいえ、実際に水責めを行うとなるとハードルがある。そして、もちろん危険もある。

まず、頭から濡れてしまうので、終わった後で頭を乾かせる場所で行うことが必要。

ま、昨今のラブホテルは各部屋に高性能のドライヤーが置かれているところが多いので大丈夫だと思うけれど。あのアルファインでも、昨年辺りから各部屋に常備されるようになったもんね!アルファインでも水責めが楽しめるよ。

そして、全身拘束などをしてしまうと、責めの最中に自由に動けないわけで、責めている最中に、たとえば責め手が急な病気の発作で動けなくなくなったとき、責めの受け手が自分で脱出できないということになって、最悪、命の危険が。

だから、できるだけ責めの受け手が自分で逃げられるように、ある程度の動きは確保させておくこと。

そしてたいていの場合、従者の頭を水面下に押しつけることになるけれど、その際、頸椎などを痛めないようにほどほどの力でね。頭を押さえつけ、従者が苦しさから頭を上げようとすると、どうしても首に負荷が掛かってしまう。首はとてもセンシティブな場所なので。

それと、拘束具などは水に濡れても良いものを準備する必要があるよ。革の場合はやはり水濡れは避けた方が良いよね。でも、手枷や首輪、目隠しなど利用したいなぁ……という場合は、代替品としてラバー(ゴム)やシリコンの製品というのもある。「エピキュリアン」さんがラバー製の拘束具を何種類も販売している。こうしたグッズは水責めにはすごく役に立つ。

そして、ここからは水責めを愛する人々によってみなテイストの違いがあらわれるのだけど、我々の場合は……

ある日、こんな水責めをしたんだ。

あるホテルで……。

広めのバスタブがあるホテル。せっかくだから水責めしたい!

〝ゆえ〟に上記、エピキュリアンのセットを装着させる。目隠し、ボールギャグ、首輪、手枷、足枷。いずれも頑丈なラバーでできている。両手は手枷をつないで動かせなくしているけど、足枷は装着だけさせて、自由に動けるようにしている。

そして、湯船に一緒に浸かる。ボールギャグを装着させられた〝ゆえ〟。次第にボールの穴から涎が垂れ始めて湯船に落ちる。

それを眺めて楽しむ〝Y〟。いい湯だなぁ……。

しばらくして、いよいよ水責めの始まり。

突然〝ゆえ〟の頭を押さえつけて水面に沈める(事前に水責めを行うことは予告してあった……。あまりにも突然だと危険だからね)。

最初は我慢している〝ゆえ〟。次第に呼吸のできない苦しさからもがき始めて頭を上げようとするが、〝Y〟、上げさせまいと両腕の力をいれてそれを阻止する。

が、そろそろ限界と察し、腕を緩める。

瞬間、頭を上げた〝ゆえ〟。

「ハァー」と、もの凄い勢いでボールギャグ越しに息を吸う。

即座に再び頭を押さえつける〝Y〟。

〝ゆえ〟の頭を押さえつけている間、〝Y〟は強烈なエネルギーが身体の内部から溢れ出てくるのがわかる。従者を完全支配し、自分がその生殺与奪の権を握っているということの喜び。これはもの凄く残酷な喜びなんだ。猛烈なハイテンションに包まれるのがわかる。

全身が喜びに文字通り「震える」。オーガズムの陶酔と痙攣によく似ている。

これこそがまさに「S」の本能的で原始的な幸福感なのだと思う。普段は「親切で優しい性格」と見られている〝Y〟の隠れた一面が前面、いや、全面に出てくるんだ。

けど、それに酔いしれては危ない!

冷静な判断を呼び起こし、今度はやや短いスパンで腕を緩める。

〝ゆえ〟、すぐに頭を水面から上げて、激しく肩で息をしている。

ボールギャグの穴からも大量の水があふれ出る。

それを眺めて至福の〝Y〟。

さて、この続きは次回(こちら)!

(続く)

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