水責めで一挙両得の楽しさ ~ 意外な物が奴隷の苦しさを和らげた!(後編)
頭からずぶ濡れの〝ゆえ〟
水面から顔をあげた瞬間、ボールギャグの
穴からも水が溢れ落ちる
前回(こちら)の続き。
ボールギャグにラバーの目隠し、手足枷を装着された〝ゆえ〟。お風呂でその頭を押さえつける水責めを行った時のこと。
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〝Y〟が腕の力を緩めると〝ゆえ〟、すぐに頭を水面から上げて、激しく肩で息をしている。
ボールギャグの穴からも大量の水が吹き出る。
それを眺めて至福の〝Y〟。
今度はそのボールギャグを外し、再び、頭を押さえつける。
水中に沈む〝ゆえ〟。
目隠しされているので〝Y〟の動きが読めない〝ゆえ〟。従って、事前に覚悟する間もなく突然に頭を押さえつけられるという「衝撃」感も。
〝ゆえ〟の頭を両手で水中に押さえつけながら再び全身が震えるような喜びと興奮に包まれる〝Y〟。
先程来の水責めの連続でそろそろ呼吸がかなり厳しくなり、長時間呼吸を止めることは難しい。
最初よりもずっと短い時間で頭を上げさせる。
再び激しく呼吸をしようとする〝ゆえ〟に、
「おい、おまえの呼吸よりも、もっと大切なことがあるだろう」と冷たく言い放って、ご主人様のものを〝ゆえ〟の口にねじ込む。
ただでさえもっと息をしたいのに、口は呼吸に使えずに奉仕用の穴と化す
「うぐ」と声を出したまま、鼻で激しく呼吸をしながら、一生懸命に奉仕しようとする〝ゆえ〟。
その頑張りが愛おしい。
が、しばらく〝ゆえ〟のフェラを楽しんだあと、ペニスを抜き去ると同時に再び〝ゆえ〟の頭を押さえつけて水面に沈める。
なんと残酷な責めだろう!
その水責めからフェラ、そして再び水責めという組み合わせをしばらく繰り返す。
ほどよいところで、〝ゆえ〟の縛めを解き、湯船から出させ、ぐったりした〝ゆえ〟の身体をタオルで拭き、ベッドに。
と、まぁ、こんな責めなんだけどね。
実は〝ゆえ〟からはとても興味深い感想が。
「ご主人様、すごく楽しかったです!またぜひ責めて下さい」というリクエスト。
うんうん。〝ゆえ〟は実に良い奴隷だ!
ところが次の言葉はやや意外……
「思った程、目や口や鼻からお湯は入りませんでした。ボールギャグや目隠しが良い仕事をしていました!」
ほぉ!
実は何も着けない場合の水責めと違って、ラバー製の目隠しはまず目に水が入る不快さを和らげる。
そして、ボールギャグも、逆にそれを装着していることで、自然に喉を閉めており、不意に水が食道や気道に入るのを妨げてくれていたみたいだ。
さらに、髪の毛も目隠しとボールギャグのあわせて3本のベルト(目隠しには2本のベルトがある)で固定されるので、水中でも広がることなく、まとまっている。水責めでは顔を水面上に上げた瞬間、広がった髪の毛から水が顔全体に落ちてくるのが目や鼻に入って不快感をもたらし辛いのだけど、それも大きく軽減されることになる。
そう。普段では苦痛や不快感を起こす「責め具」や「拘束具」が、逆に水責めでは苦痛や不快感を和らげる働きになってたことになる!
確かに奴隷にとっては「良い仕事をして」くれたことになるね!
なんということ!
でも、これは面白い!!
一方、責め手としてはこうした責め具はビジュアル的にも感覚的にも猛烈な快楽をもたらす。
そう、双方にそれぞれのメリットが!
一挙両得だね!!ウィンウィンと言ってもいいかも。
というわけで、これからもボンデージギアを使った水責め、ますます楽しんでいけるよ。
もちろん、そうした装具は水責めには邪道とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれない。それはそれで良いと思うよ。
だってSMは十人十色なので!
責め具好きな我々としては、また新たな楽しみを発見したように思うよ。
さて、最後にもう一度ご注意を。「水責め」は「呼吸」というきわめて重要な行為を阻害するプレイ。さらに首を痛める恐れもあるので、くれぐれも安全第一に!従者の身体をいたわりつつ行ってね。また、〝Y〟は責任をとれないので、実行される場合はあくまで自己責任でね!