『あくまでクジャクの話です。』に見るフェティッシュなSMが倦怠期防止に効果的な理由

2026年7月24日


考えてみればこれもコスプレの一種!?

〝ゆえ〟との主従関係が先日10周年となった。

10年続く主従関係。

本当に不思議な縁で結ばれている二人。途中、何度も関係解消の危機はあったものの、結局続いてきた。

端的に言えば〝Y〟が〝ゆえ〟の事をずっと気に入っているからなんだけど、それが10年続いたことになる。飽きずにずっと〝ゆえ〟を奴隷にし続けて、そしてセックスし続けている。

あるとき〝ゆえ〟が、

「ご主人様が私の事を気に入って下さって、それが飽きずに10年以上続いているというのは、本当に不思議だったんです。普通、男の人は女性と長くセックスしていると飽きるじゃないですか。でも、先日、あるコミックを見てなるほど!と思ったんです」

そのコミックは『あくまでクジャクの話です。』という「小出もの貴」さんのもの。

その第2巻『#9 性的欲求(後編)』にクーリッジ効果というのが出てくる。ほ乳類のオスは、特定のメスと性的な関係を続けていると飽きるが、新しいパートナーと出会うと性欲が回復するというもの。生物学や心理学の世界で用いられる用語。


『あくまでクジャクの話です。』(講談社)より

コミックではつきあっている彼氏のセックスレスと浮気に悩む女教師に、主人公の阿加埜がクーリッジ効果について説明した上で、パートナーとの飽きを解決する方法として「コスプレ」を勧めている。コスプレすることで自分を別のメスだと錯覚させれば相手のオスは飽きることなく再び自分と交尾を続けるというもの。


『あくまでクジャクの話です。』(講談社)より

〝ゆえ〟、それを読んで、はたと気づいたらしい。

「これって、私たちにもあてはまる話じゃないかしら!」

考えてみれば特殊性癖を持つ我々。フェティッシュなギアを身につけてSMを楽しんでいる。それも毎回異なるものを身につけて。あるときは革のボディースーツ、あるときは競泳水着、さらにあるときはラバーのキャットスーツ……。あるいは全頭マスクだったり呼吸制御の面体だったり……。それも何種類も異なるものを。だから、オスである〝Y〟は毎回新鮮な気持ちで〝ゆえ〟と向かいあう。それはまるで別のパートナーとセックスするのと同じ効果があるんじゃないか。

そう気付いたらしい。

なぁるほど!

そう言われてみると、これはかなり説得力のある話に思えてくる。

クーリッジ効果をうまく活用するにはフェティッシュなSMが丁度良い!

それが二人がいつまでも新鮮な気持ちでセックスしていられる理由の一つだったんだ。

コミックで得る知識って凄いなぁと感心する〝Y〟。そして、それを自分たちの関係に結びつけて、それをご主人様に教えてくれた〝ゆえ〟も偉い!