時にはシンプルに…
最近、ふと感じた事。
茶道や華道などでも、わびさびが評価されるよね。
ボンデージも、案外、そんなことがあるのかなってこと。
革&ラバーフェチである〝Y〟20代の頃から買い集めた責め具の数っていったいどれくらいあるんだろう。押し入れが2箇所、一杯になっているので、膨大な数あるのは間違いないんだ。
もちろんパートナーにつけてプレイを色々としてきたんだけれど、コレクションが集まり始めると、まるで刺身のように豪華5点盛りとか、10点盛りなんて感じで楽しんでいた。
でも、最近はシンプルさも良いなぁと思うんだ。
去年、坂下えみりさんのビデオ(こちらにも書いたね)を知ってから、バスルームで相手に猿轡だけつけさせて、それで身体を洗って貰ったりするのも、もの凄く愉しいと感じたんだ。日常生活の中に突然シンプルな責め具が一つだけ入り込むと、意外性が増して、それが強い興奮を呼ぶということもあるんだろうね。〝Y〟にとって師匠であるYさんにもこの話をしたら、もの凄く気に入って下さった。
ベッド上で実際にプレイする際も、確かに手足の拘束は基本だけど、目隠しとボールギャグという一番シンプルな組み合わせでも、相当萌えることが多い。ま、〝なみ〟の場合は体つきが年齢にもかかわらずいまだに美しいということもあるけどね。
目隠しも、奇をてらわず、シンプルな天ノ介さんのもの、そして、ボールギャグも、シンプルな、黒革のベルト式のもの…その組み合わせこそが、基本形で、どんなときにも、S男性も、M女性もプレイにのめり込むきっかけになり得るものだなぁと思うよ。
逆に、顔や胴体には何もつけず、黒のロンググローブとストッキングだけというのも、これもまたシンプルで、白い肌に映えていい…。身体のどこも拘束していないにもかかわらず、着せられた女性はまるで、とらえられた奴隷のように振る舞うし、見ている方も、自分の所有物になったような感覚にとらえられる。
そう、これも非日常なものだもんね。
SMというエロスは非日常がもたらすもの。
何か1点、非日常があれば、それだけで深くその世界に没入できるものだよね。
ふと、このごろマンネリだなぁ…と思うときは基本に立ち返ると、案外、興奮できたりするものだなぁと思うこの頃…ん?それって歳をとった??
ところで〝Y〟が愛用する天ノ介さんの製品、最近、何カ所かのショップで目にすることがあり、以前と比べると手に入り安くなったかもしれないね。一つはタランチュラさん。元々海外SMグッズの輸入販売のお店だけれど、こちらでも手に入るんだ。
〝Y〟オススメのSM入門書!