お気に入りビデオ~005 Bodage Doll 夢野まりあ
〝Y〟の愛するビデオを紹介するシリーズ、今回はこの作品。
「BONDAGE DOLL 夢野まりあ」(シネマジック)
映像美がご自慢のシネマジック、そして、革拘束とラバーが楽しめるということで、これは嬉しくて飛びついたビデオ。その後シリーズとなる第1作。シリーズのうちの何作かについては、ここでまた取り上げることもあるだろうね。
さて、当時人気のAVクイーンだった夢野まりあさんだけれど、一般アダルトには無縁な特殊アダルトの〝Y〟(爆)は全然知らなかった!へぇ、こんな巨乳の可愛らしい子がいるんだとビックリ。あとで仕事仲間から「夢野まりあを知らないって、アンタ、バツ!」と言われちゃったくらいに人気だったんだって。
ま、知らなくても、このビデオと出会っただけで十分幸せ。
ストーリーは、これもよくありがちだけど、お手伝いさんにやってきた夢野が(ここから敬称を略させてね)、そこの主人や使用人に革やラバーの調教を受けるというモノ。
なんといっても、まず最初から圧倒されるんだ。
お手伝いさんの姿で現れる夢野が、まず全頭マスクを被った速水にPVCの全頭マスクを着けさせるられる場面。まずここにノックアウト。美女の彼女が全頭マスク!なんて贅沢な!しかもそれを着けさせる速水も革の全頭マスク!この組み合わせにしびれてしまったんだ。
さらに夢野はPVCのグローブ、ストッキング&ブーツ、さらにはボディスーツを着けられ、後手で拘束。
そして金属の口枷を噛まされたり、赤の玉さるを着けられたり…。ボディスーツも途中で替わったり、網タイツをはかされていたり、地下室で繰り広げられるのは、まるで夢野をモデルにしたPVCや革のボンデージ・ファッションショー!そう、タイトルの「BONDAGE DOLL」はダテじゃない。彼女の肉体自体が着せ替え人形になっているというわけ。しかも映像は全体に暗いながらもシネマジックらしく、カメラアングルもよく考えられて美しい。そして、彼女のうめき声が抜群のBGMに。
もうこれだけで何度も何度も見ているこちらは昇天。
そして前半のクライマックスはその地下室のベッドで夢野と速水が二人とも全頭マスクを被ったままセックスするシーン。これは今までに見たことのない演出。嬉しかったなぁ…。というか、これは当時〝Y〟が〝なみ〟とのセックスでしたかった事。それがビデオになっているんだから、もう、食い入るように見てしまった。その後、我々のセックスも同じく二人が全頭マスクを被ったままというパターンが出てくるわけだから、我々の性生活に影響を与えたビデオと言ってもいいかもしれないね。
ま、逆に言えば、このビデオを見てもらうと、〝なみ〟と〝Y〟がどんな性生活をしているかというのがわかっちゃう。(笑)
二人とも全頭マスクで、〝なみ〟は革手枷などで拘束され、それでフェラをさせたり、バイブで責めたり、そして…で、果てる。そんなパターン。
これが幸せなんだから、本当に性というのはいろんな楽しみ方があると思うんだ。
全頭マスクも、最初は嫌がっていた〝なみ〟だけど、今は当たり前に着けるし、ガスマスクさえも、あれほど最初は「苦しくてイヤ」なんて言っていたのが、今は途中で「外そうか?」と声をかけても「このままがいい」となるから、女性も変貌するものだよね。
さらに、ラバーの衣装と、マスクを身につけた夢野がこんどは怪優・平口広美に水責めを受けるシーン。ラバーと水責めはよくある組み合わせだけど、これもあまり当時のビデオでは見かけることがなかったから嬉しかった!SM雑誌で楽しいコラムを書いていた平口さん、この使用人役はなかなか嵌ってたなぁ。
あと、前半のからみシーンだけど、全頭マスクで目とともに露出しているのが口。その唇で指をしゃぶらせる、マスクから顔を覗かせる唇はまるで女性の性器のよう。そこから舌が出てきて速水の指をしゃぶる。これが実に淫靡なんだ。また彼女のやわらかそうな唇そのものの形がこうしたプレイにぴったりの形をしているんだ。このシーンも何度も繰り返し見たなぁ…。
さてさて、大絶賛のこのビデオだけど、一つだけ残念だったのは後半、全顔枷を付けられて鞭で打たれる夢野が歯茎から出血してしまうこと。きっと玉さるを強く噛みすぎたんだろうね。Sといいながら血を見るのが嫌いな「軟弱S」である〝Y〟はこのシーンだけはどうも苦手だったな。玉さる、場合によっては結構な肉体的負担をかけることもあるので、実は注意が必要だということを教えてくれるシーン。皆さんも気をつけようね。
それと、このビデオ、〝Y〟的には全頭マスクが出てくるので得点高いけど、全頭マスクが嫌いという人には評判悪い。仕方ないよね。こればかりは「趣味」の世界だから…。
今も様々な形で販売されている名作。まだ見たことのない革&PVCフェチの人はぜひ!