初めてのSMクラブでSを体験~その2
こうした専門ホテルもいいね
<<電話での問い合わせ&予約>>
さぁ、女の子も選んだし、いよいよお店に電話。
初めての体験だから、〝Y〟は心臓がバクバク。手元に、メモを用意して、話す内容、尋ねる内容をしっかりと書いておいた。これはよかった。緊張しちゃったから。
で、結局、〝Y〟が考えていた第1候補と第2候補の女性はすでに予約でいっぱい。ああ、残念。そこでお店の方から「Aちゃんはどうでしょう。人気のある子ですが、この時間帯はたまたまOKです」との売り込みが。
すぐに手元の自作資料(好みの女性とその得意プレイなどの特徴をリストアップしたモノ)をめくると、ふむふむ、なぁるほど、この子は悪くないな。資料を作っていて良かった。そして、お店のページを開くと、指名ランキングでは2位。
というわけでその女性を指名。さらに、ホテルについて「どこがオススメですか?」と尋ねると1軒名前をあげてくれたけど、実はそのホテル、事前に調べていたときに、内装がちょっと特殊であまり趣味ではなかったんだ。そこで「そこは残念ながらテイストがちょっと違うので…」と言うとすぐにもう一軒の名を。うん、こちらは悪くないね。ついでに言うと、ホテルに関してはお店のオススメにしたがった方がいいし、さらに、プレイをしたら、女性に尋ねた方がいいんだ。というのも、サービスをしてくれる女性が一番、使いやすい&快適と思うホテルが一番だから。ちなみにそのホテル、プレイの後で女性に尋ねたら一番好きだって。理由は「ベッドの高さが低いので、プレイの時に、動きやすいんです」。なぁるほど!
というわけで、予約完了。ホテルに着いたら電話をすることに。
<<時間配分の計画>>
たとえばWEB SNIPER
さて、遊び方。これについては、まったく初心者で見当が付かないという人はウェブの記事を参考にするといいよ。WEBスナイパーで安田理央さんが書かれている記事は秀逸。わかりやすくSMクラブでの遊び方が書いてあるよ。
http://sniper.jp/001begginers/sm_2.html
http://sniper.jp/001begginers/post_95.html
また、これ以外にも、読者の体験記が沢山掲載されているのでプレイの参考になるよ。
でね、もっとも大切なのは時間配分。
大概のお店では女性到着でお店に電話をかけて時間スタート。シャワーの時間もプレイの時間に含まれるし、さらに言えば、終了の10~20分前にシャワーコールという時間確認の電話がお店からかかってくる。すると、例えば90分のプレイならば、最初の説明で10分。シャワーで10分とられると、終了コールまで正味50分しかないことになっちゃう。これじゃ、縄を本格的に使って縛っているだけで大半の時間を使うことになっちゃうよね。
というわけで、できれば最低でも120分のコースにした方が良いし、その中での時間配分を予めしておかないとあとで後悔しちゃう。
たとえば、120分のうち
シャワー&コミュニケーション 20分
ローター~バイブ責め10分
オナニー鑑賞 15分
フェラ奉仕 15分
鞭責め 10分
浣腸&アナル遊び 15分
アナルファック 15分
と、ここまででシャワーコールがかかってくるという具合。で、実際、これが〝Y〟が最初のプレイで立てた案。
え?分刻み?これじゃ忙しすぎるじゃん!確かに、仕事に追われるみたいだよね。うん、忙しかった!(笑)始めてだからガツガツとして詰め込んじゃった感もあるよね。
そういう場合は思いきって、フェラなどのご奉仕で30分、アナルで30分、ムチ打ちで15分という風にポイントを絞る手もあるかも。
いずれにしても、時間配分とプレイ内容に関しては、事前に計画をしっかりとたてるということがプレイの命ということ。
<<実際のプレイ>>
基本的な道具は女の子が持ってきてくれる
それ以外に使いたいものがあれば
事前にお店と相手の了解をとること
というわけで、〝Y〟の生まれて初めてのSMクラブ体験、実際のプレイは上記の内容で行ったんだけれど、あっという間の2時間。短すぎた!
ホテルは電車の駅から歩いて1分もかからない場所。ありがたいよね。〝Y〟は有名人じゃないけど、それでも、仕事仲間とばったり出会ったりしたらきまり悪いよね。普段行かないエリアのお店を選んだのにはそういうワケもあるし。
で、ホテルに入り、部屋を選ぶ。予めネットで予習してきたので、この部屋あたりだなぁと財布で相談の上決める。すぐに鍵をもらって部屋へ。小さな部屋だけれど、お風呂が広く充実しているのが印象的。
さて、お店に電話し、到着したことと部屋番号を告げておく。10分以内に女性は到着するとのこと。
さて、チャイムが鳴り、ドアを開けると…。やってきた女性、ホントに可愛らしい、想像以上に顔立ちの整った女性でまずドギマギ。挨拶して世間話をしていたら、やがて、床に三つ指たててご挨拶。「ご主人さま、今日はご調教をよろしくお願いいたします」。
いや、この瞬間、ボルテージが上がる上がる…。でもね、初めての女性だし、自分はS。「Sは紳士たれ」というのは有名な格言。今日は「最後まで紳士に真摯に」と自制。
そんな中、緊張で「はい、顔をあげてごらん」と言葉を出すのに苦労したよ。
そしてスーツケースの中の道具を見せもらい、どんなプレイをするかを相談。一通り揃っているところはさすが。しかも、鞭はあるショップのオーダー品。手枷、足かせ、首輪、ボールギャグなども〝Y〟が大好きなメーカーのもの。さすがプロは良いものを持っている!
プレイ内容は上記でOKとなったので、シャワー。彼女のスレンダーな身体を眺めつつ、息子は自然と天を仰いでしまう。
そして、身体を洗ってもらい、うがい薬でノドのうがいも。いちゃいちゃしながらベッドに。
そして、プレイスタート。ここからは…皆様のご想像におまかせするね。
ただ、彼女の喘ぎ、うめき、そして、イクときの声…どれをとってもS心は120%満たされたなぁ。そして、結構不安だった初めてのプロ女性相手のS役。うまくプレイをリードできるかと心配したけれど、そこはさすがにプロ。初心者同然の〝Y〟をうまくリードして、様々なプレイを楽しませてくれた。そして、その雰囲気に乗ると、自然と「Aちゃん、右手で**を触ってオナニーしてごらん」ってな感じで優しく命令しつつ、いろんな責めができる。なみにはしたことのないようなプレイを次々と。これは楽しいね!しかもいつの間にか落ち着いて、状況を楽しみながら、次から次へとM女性へ命令を下している。そして最後はアナルファックまで…。そんな自分にビックリ。
というわけで、2時間が過ぎちゃった。
いい経験だったよ。
彼女、アルファインも利用することがあるらしくて、「あそこは大好き。だって、私、拘束されているのをご主人さまに見られるのが好きなんです」
うーん、なんて良い子なんだ。次回はアルファインでぜひ!と思った〝Y〟だったよ。(しっかり仕事してお金を貯めなきゃ…)
<<お嬢との信頼関係でできる事の幅が広がる>>
次はぜひこうした設備も使ってみたいね…って
結局使うようになりました(笑)
(六本木のアルファインにて)
今回気をつけたこと。それは上記のように常に紳士として振る舞おうとしたこと。自分がM女性だったら「やって欲しくはないこと」、それは避けたかったんだ。というのも、こういう業界のことには無知な〝Y〟だけれど、それでも、雑誌やネットの記事などを読んで、彼女たちの気持ちを少しでも推し量ろうとすると、やっぱり、すべてはお客次第だと思うんだ。ひ
風俗業界というと眉を潜める人が多いし、それに、そこで働くことにマイナスのイメージを持つ人が多いけれど、〝Y〟は今までの経験から、風俗でもプライドを持ってしっかりと頑張っている女性達も多いということに気付いている。とても尊敬する女性もいるし、そんな女性達には頑張って欲しいと〝Y〟は心から思っているし応援している。
だから、こうした「へなちょこS」の〝Y〟でも真剣にお相手をしてくれる女性にはこちらも精一杯、良い振る舞いをしたいと思うわけ。あ、ちょっと格好つけすぎだよね。すんません。m(_ _)m
ただ、結果的にはいろいろとその方がオトクでもあるんだよ(っと、いきなり下世話なハナシに…)。
お店は様々なルールを決めて遊びの範囲を決めているよね。でも、それは様々なお客さんがいるから仕方のないこと。中には常軌を逸したお客さんもいるだろうし、どこかに線引きをしていなきゃいけないから。〝Y〟が話を聞いた中には、本番を強要しようとしたり、身体が怪我をするくらいの行為をしかけたり…と、ひどい態度をとる男性もいるんだ。当然、お店としては、そんな状況を防ぐために、ルールはどんどん厳しくしていくよね。
でも、女性と信頼関係ができれば、「この人なら、こんな遊び方をしてあげてもいいかな」と女性が考える事も出てくるかもしれない。もちろん、こちらは安易にそんなことを期待しちゃいけないけど。そう考えると、風俗では女性やお店と信頼関係が出来ると良いことが沢山あるし、そういう風に思われる男性になりたいものだよね。まず会ったらお話しして、お互いに良い気持ちでスタートさせたいよね(だから、前述のスケジュールに「コミュニケーション」って、わざわざ書いていたのはそういうことなんだ)。
「プレイ」は「遊び」。日本には「粋な遊び」を尊ぶ風習があるじゃない。あれですよ!「粋」に遊びたいものだよね。
というわけで、以上、〝Y〟のSMクラブ初体験記。
これからデビューしてみたいと思う方にと思って書いてみたよ。
ベテランの方が見れば「ここは違う!」というようなところが沢山あると思うけど、どうか、目をつぶってね。〝Y〟は永遠の初心者なので。
あ、そうそう、年をとってからデビューをしたというのはものすごく良い面があるんだ。
一つは、若い女性を相手にして、いくらでも物怖じせずに話ができるようになったこと。ま、父親みたいな年齢だもんね。
それと、いろいろと体の不備を時間をかけて直してきたこと。たとえば、極度の近視だったのは数年前にレーシック手術でよく見えるようになったんだ。めがねもコンタクトもいらいない。これは本当にプレイの時にありがたい。
他にも色々あるけれど、お金に余裕がない若い頃にはできなかったこと。それが、できたからこそ、SM遊びのデビューとしてはいい時期だったのかもしれないよ。中年からのSMクラブ・デビューというのは良いものだと、今になって感じているんだ。
SM歴20年以上の〝Y〟にして、初めてのSMクラブ体験記、これにておしまい!