手軽に利用できるSTD(性感染症)検査キット

2022年6月18日


こちらがSTD研究所のサイト(http://www.std-lab.jp/

STD、性病一般を指す言葉。いろいろな団体や個人の啓蒙努力で次第に知られてきているよね。

性病に対しては正しい知識が必要。でも、残念ながらあまり詳しくは教えてもらうチャンスがないよね。だから、少なくともこのブログを読んでくれている人には以前も紹介した次のサイトなどをぜひ読んでもらうといいな。

「アポロ君、性病検査を語る」(http://se1byou.net/

非常にわかりやすく、かつ網羅的なサイトだよ。

でね、これも以前書いたけれど、実は〝Y〟が始めて風俗のSMクラブを利用したとき、やっぱり性病のことが気になったんだ。

だから、ちょっと調べてみたんだけど、自分の知識って、もの凄く僅かしかないことに愕然としちゃったんだ。ま、古い人間だからってこともあるけど、性病というと、AIDS、梅毒、淋病、クラミジア、あたりくらいしか思い当たらなかった。しかもアナル挿入の時だけコンドームをしていれば(風俗では本番はもちろんなしだからね!)…なんて考えていたら、甘い甘い…。

フェラチオやディープキスでもかなりの病気が感染する可能性が高いということを知って驚き。結局、ディープキスはせず、フェラチオもコンドーム越しでのプレイとなったのは以前書いた通り。

それでも、アクシデントは起こる!

その初めてのSMクラブでのプレイの最中のこと。コンドームでのアナルファックの直後、それまでコンドーム越しにペニスをいじっていた手で、女性がそのまま直接コンドームをはずしたペニスを刺激しちゃったんだ!

あ、まずい!と思った瞬間、すぐに止めてもらったんだけど、数秒は確実にアナルに入ったローションとペニスが直接ふれたことになっちゃった。

もちろん〝Y〟の利用したお店では相手の女性も色々と定期検査を受けているので、性病を持っている可能性は低いかもしれない。でもね、検査後ある程度時間が経って自分とプレイしているわけだから、どうしてもその間での感染の可能性は否定できないわけ。

そこで、検査を受けざるを得なくなっちゃった。

ただ、昔と違って、代表的な性病に関しては今は郵送される検査キットを送り返せば匿名で受診をすることが可能。受け取りだって、局留めにすれば家族には知られないし…。ということで、ネットで調べたところSTD研究所が便利そうだったので、そこのキットを利用することに。

1つだけ注意が。

検査を受けるタイミングが重要なんだ。淋病、クラミジアに関してはその数日後から検査キットに尿と唾液をいれて検査すれば結果が出る。でも、エイズや梅毒に関しては3ヶ月以上たって血液中に抗体ができたあとでなければダメなんだ。もちろん、もし感染の恐れがあるのなら、その間、パートナーとのコンドームを使わないエッチは絶対ダメ!3ヶ月だよ!これ、辛いでしょ。だから、そもそも感染の恐れがあるような行為をしないことが一番。

そこで、まずホームページで申し込み、どのタイプのものにするかを選ぶんだ。そして、住所氏名に関しては局留めにする場合、本名と本当の住所でないとだめ。というのも、受け取りの際に免許証などの提示を局で求められるからね。支払いは代引きにしていれば、その場で現金で。

受け取ったキットを持ち帰って、チェック。なみのいない間にさっさと検査して、送り返そうと思ったんだけど、あけて注意書きをみて、ちょっとショック。食事などのあと2時間あけてから検査をしてくれとのこと。あ、今、ご飯たべたばっかり…。ということで、それから2時間ほど待ち、検査をすることに。

まず、申し込み用紙に必要事項を。名前などは書かなくてもいいんだけれど、自分で決めた8桁のID番号と、12桁のパスワード。性別、そして、生年月日、採取日を記入。それだけ。

最初は淋病とクラミジアの、のどと尿の検査。尿は定期検診と同じく、付属の組み立て式紙コップにとり、それをプラスチックの容器に。のどのほうは、送られてきた塩水を口に含み、10~20秒うがいをして、それを紙コップに。そして、同様にプラスチックの容器に入れるんだ。このとき、尿とのどの容器を取り違えないように注意。それぞれにID番号を記入したシールを貼る。うん、ここまではきわめて簡単。

さて、HIVや梅毒のチェックはちょっと敷居が高い。というのも、指の腹を針刺しして、出てくる血液を濾紙にしみこませなきゃいけないんだ。

かならず、しっかりと説明書を読んでね。針を刺したら、血が止まるまで僅かな時間しかないんだ。その間に説明書を見ながら採取なんて不可能だから。できれば、STD研究所のサイトで動画を見ておくといいかも。

説明書を読み、自分の頭でシミュレーションし、いよいよ実行。個人差はあるものの痛みはそれほどではないと聞いていたので、思いきって指に当ててみる。指示にしたがって押さえると一瞬、チクッと感じるんだけれど、痛くはない。うん、これなら大丈夫。で、見ているとみるみるうちに血が出てくる。すぐに濾紙に充ててみるんだけれど…、2cmほどの長さにわたってしみこませる。しかも3枚。うーん、これは大変。すぐに血が出なくなるので、あわててぐっと指を圧迫したりして、どうにか1枚半ほど済ませたところで、血が止まっちゃった!ああ、ショック。一応、針を刺すための器具(ランセットと呼ばれている)は余裕を見て3本用意されているよ。

そうなると、もう1本。今度は薬指で。

教訓を活かして、しっかりと最初の段階で出来るだけ血を搾り出してしまおう。そして、指を圧迫したまま、さらに、血が出るように…。ということで、どうにか、3枚済ませることが出来たよ。

それと、当初は無かった痛みだけれど、しだいにうずくような痛みが出てきちゃった。ま、それほど苦しむような痛みじゃないけどね。念のため絆創膏を。付属は1枚だけなので、自分でもう1枚用意して、当てておいた。

で、肝心の指先なんだけど、針が刺さった場所、ごくごく小さな穴があるけれど、よぉく見なければわからない。その程度なので、なみと一緒に食事するときとかお風呂に入るときにばれるんじゃないかと心配したけど杞憂だったよ。

そして、それを申込書とともに専用の封筒に入れ、郵便局に。切手を貼る必要はなし。

あっという間に終わる検査なので、手軽。値段は検査の項目数によって数千円から2万円するものまで。

これは便利。あとは、送った検体が処理されるのを待ち、HPにアクセスするだけ。自分で申込書に書いたIDとパスワード、そして、検査年月日を入力すると検査の結果が表示される。

〝Y〟の場合二日後にログインが可能になり、「検査受付日」の表示が出た。そして、検査結果掲載はさらに4日後の21時となっていた。つまりキットの申し込みから結果掲載まで、トータルで1週間ちょっとかかるという感じだね。

もしみなさんも風俗を利用することがあるのなら、必須の道具だと思うよ。

ちなみに、検査機関での検査ができるという人は、近所の保健所を使うといいかもしれないね。一部の検査は無料で行ってくれる場合もあるようだから。

HIVの検査は本当に今回のようなアクシデントがない限りはしないけれど、クラミジアや淋病に関しては、もしもコンドーム無しでフェラチオやディープキスをするのであれば、定期的に検査をしたほうがいいよ。それだけなら行為の数日後には検査できるし、とても手軽な検査だから、ぜひ。

でも、そもそも病気感染のリスクを考えると、やっぱりディープキスはしない、そして、フェラチオもコンドームで…というのがいいと〝Y〟は思うよ。味気ないかもしれないけど。素敵な女の子を目の前にすると、自制心が吹っ飛びそうになるけどね。STDを広げないためにもみんな我慢しようよ!