革具の話~08 口穴マスク(全頭マスク)の楽しみ
完全に視覚を奪われた〝ゆえ〟
革の全頭マスク、お好きな方も多いでしょう。〝Y〟も大好き。あらゆる革具の中で猿轡の次に好きかなぁ…。実際、数えてみたら、全部で10着も!さらにラバーのものも数えたら10着。あわせて20着。同時に奴隷を20人飼っても大丈夫。あっ、悪い冗談だけど…。(笑)〝ゆえ〟に全部試すのにどのくらい時間がかかるかなぁ…。
もちろん、全頭マスク(英語ではHood)は全部それぞれに仕様が異なっているんだ。
えっ?そんなにいろんな種類があるの?と思う方。
たとえば、革具で有名なアール(目白)のホームページをのぞいてみるといいよ。かなりの数が製作&販売されているから。
で、いちばん王道なのがたぶん、目と口の部分が穴になって開いているタイプだと思うんだ。上記、アールでは「目口穴マスク」とシンプルな名前がついているよ。
で、〝Y〟はこのタイプを愛用していることは以前書いたよね。(こちら)
これ、奴隷にかぶせると、目と口が空いているので、行動をとるのに何も支障はないはずなのだけれど、実は耳の部分が覆われてしまうので、やや聴覚が不自由になる。そうなると、それだけでも拘束感を感じるらしいんだ。
で、目の部分をアイマスクで隠せば、相当な拘束感になる。で、「目口穴マスク」にアイマスクの組み合わせよりももっとスゴイのが、もともと目の部分が開いていない「口穴マスク」という製品。こちらになると、かぶせられている間、視覚が完全に奪われてしまう。目隠しだと、たまにすきまから外がうかがえるけどね。これだと完璧。目自体も軽く圧迫することになる。おまけに後ろが編み上げ式になっているから、装着させられると自分では簡単にははずせない。その精神的な拘束感も非常に強いんだ。
ただ、Sの立場からすると、奴隷の目の表情を見ることが出来ないので、相手の気持ちを読みとるのが難しくなる。ま、逆にいえば、奴隷の表情をうかがうことなく、情け容赦なく、完全に奴隷として扱えるわけだけどね。それと、M性が強い女性だと、実は顔の表情が読み取れなくても、体全体に表情のような反応が出てきて、おおよそのことはわかる。
スポンジタイプのボールギャグを咥えさせ
クローゼットに閉じ込める…
さて、このマスクを2度ほど〝ゆえ〟に装着してみた。
すると非常に好評&高評価。
〝ゆえ〟の感想から…、
「瞬きがしづらい為、必然的に瞼は閉じぎみになります。耳も覆われているので、音が聞こえづらく、光もほとんど届きません。この状態が続くと、きちんとした言葉を発するのが億劫になります。不思議です。ヘレン・ケラーに例えるのは申し訳ないのですが、サリバン先生と出会う前の彼女の様に、本能的になるのでしょう。」
そう、猿轡をしているわけでもないのに、言葉さえも出しにくくなる。それほどの心理的な拘束感も与えるんだねぇ。
みなさんご存じのように、目が見えないと人間の感覚というのはとても鋭敏になる。おまけにこのマスクだと耳も聞こえにくくなるし、臭いも皮の匂いが鼻腔を満たす。すると頼るべき感覚は触覚。その触覚がものすごく鋭敏になるんだ。
そうなると快感も大きさの度合いが変わってくる。場合に寄ってはケタ違いにも。この日、このマスクを装着させられた〝ゆえ〟はクローゼットの中に閉じ込められ、ずっとローターの刺激を受け続けていたけど、相当な興奮状態だったし、その直後の反応はもの凄かった。
それと、この感覚を奪うマスク、奴隷にとっては、動きが封じられたも同然なので、一歩足を動かすだけでも、ご主人様の手助けが必要になる。つまり、ご主人様への依存度がきわめて大きくなるんだね。これが奴隷にとってはまた大きな快感になるようなんだ。
〝ゆえ〟の感想でも、そういう言葉が出てきた。
「着けた方の感覚を遮断しますから、お相手の方との信頼関係(絶対に危険な事から守ってくださる、嫌がる事はしないと分かっている)の上での装着が大切です。」
そうそう、〝ゆえ〟から同じ立場のM女性への一言、たしかにこれは重要だね。
「最後に女性の方、装着の際は、メイク無しの方が良いです。特にアイメイクをしたままマスクをすると、ものもらいの原因にもなりますし、外した後のお顔が…。」
確かに…。(^^;)
革好きのみなさん、奴隷のご主人様への依存度を高めるためにも、口穴マスク、お一ついかが?
自分で秘部にローターを当てて
暗闇の中で陶酔していく〝ゆえ〟