人間テーブルの愉しみ…

〝ゆえ〟が部屋のオブジェと化してしまう
奴隷を持ったときに、一度でいいからやってみたかったプレイの一つがこれ。人間テーブル。
一種の放置プレイと考えてもいいね。
奴隷を四つん這いにする。そして、その上に板を乗せてテーブルとして使うこと。
そして、その上にはコーヒーなど、こぼれやすいものを入れ、それが決してこぼれないように、奴隷には厳しく「動くなよ」と厳命しておく。そして、自分は本でも読みながらゆっくりと時間を過ごす。食事をしてもいいしね。
かつて若い頃、SMのAVが新鮮だった時代、シネマジックというレーベルが出した、樹まり子(いつき・まりこ)という人気女優さんを使った「Lover M(ラヴァー・エム)」。この名作の中に、同様のシーンが出てくる。
黒のPVCボディースーツ、ロンググローブ、そしてストッキングをまとった樹。四つん這いになった彼女の背中にはガラス製のテーブルの天板が置かれている。
そして彼女を挟んで、中野D児と日比野達郎が向かい合って、人間テーブルの上に置かれた食事をとる。彼女のあそこにはバイブが入れられ、身もだえしながらも、天板を揺らさないように必死に耐える…。
そんなシーンだったんだ。
これはねぇ、ホント、Sにとっては夢のような光景。しかも、その厳しい躾をうけているのが、当時大人気だった樹まり子なのだから…。
というわけで、いつか、自分好みの奴隷ができたらやってみたい!と思っていた〝Y〟。
ある日、〝ゆえ〟と訪れたホテルで、部屋に入った途端に、小躍りしてしまう。
なんと、ガラス製のテーブルが部屋に置かれ、しかも、その天板が取り外し可能だったんだよ。まさか!夢がここで叶うとは!
というわけで、この日、〝ゆえ〟にPVCのボディスーツ、ロンググローブ、ストッキングを着けさせる。そして股間にはバイブを…。

おお、ビデオの通りじゃないか!
そして、まずはその姿でコーヒーを淹れるように命令。
このホテルはドリップ式のコーヒーがサービスで置かれているんだ。
バイブのスイッチをオンにする。バイブ固定ベルトも装着されているので、バイブは奥深くに入ったまま膣をかき回し、そしてクリトリスに振動を与えている。実に歩きづらそうに部屋の端にあるカウンターに…。
そして、コーヒーのパックを持ち、カウンター下からコーヒーカップを取り出そうとしたら、
「あぁぁぁ!」
と小さな悲鳴を上げて崩れ落ちちゃった。そう、しゃがんだせいで、バイブの刺激が一番感じるところに当たり、その快感に耐えきれなくなったみたい。
しかも、床にはコーヒーの粉がまきちらされちゃった。
おいおい、まだテーブルになる前だというのに…。本当に感じやすいんだから。当然、彼女の背中と腰、そして尻に鞭の雨が。
コーヒーの粉を片づけさせ、再度挑戦。
今度はうまく淹れることができた。
さぁ、じゃ、テーブルになってもらおう。
ゆっくりとしゃがんでいく。2度と同じ間違いをしないように、ゆっくりと…快感をこらえながら。そして、四つん這いになる〝ゆえ〟。
背中に天板を置き…、さらにゆっくりとコーヒーカップを置く。

天板を置かない場合は
おお、いいね!
バイブで感じているせいで、人間テーブルは今ひとつ安定しない。
さらに時折、吐息とも喘ぎとも判別できない音が、ボールギャグのせいで涎を流しっぱなしになっている口から漏れる。
なんて贅沢な時間なんだろう…。
気分が良くてついついコーヒーをおかわりしてしまった〝Y〟。
〝ゆえ〟は〝ゆえ〟で、苦しいはずだけど、背中の越しにコーヒーの暖かさが伝わってきて、それはそれで心地良かったらしいんだ。
その後2度ほど試してみたのだけど、また別の感想を抱いた時もあったようだよ。短いけど、こんな感想を書いてくれた。
「人間テーブルは、途中から腕が固まり出して(しびれてきました)、そうなると思考も停止し始めて、バイブを弄られたり、乳首を触って頂くと現実に戻る、そんな時間でした。
同じ姿勢で耐えるのは、殻の中に入るような感覚です。」
なぁるほど、殻に入っていく感覚。まさにモノになる感覚だろうか。それもMにとっては気持ち良い一時だろうね。
うん、これからも機会があれば、人間テーブル、楽しもう。

人間テーブルは快楽のうめき声を上げながら
静かに涎を流し続ける
人間テーブル時、抜け落ちないのが便利なバイブ、
「キャスパーキューティー」