「衣一重」の快楽が楽しい乳首責め
刺激する側も手袋を着用すれば
乳首刺激、これで快楽を味わう女性は多い。とはいえ、最初から感じる人ばかりではないよね。他の性感帯と同じで、最初はほとんど快感がないという人もいる。一方で最初からものすごく感じるという人も。
〝ゆえ〟の場合は〝Y〟と出会ったときにはすでに乳首はかなり感じる体だった。
でも、〝Y〟は無類の乳首好き。毎回のプレイで必ず乳首をいじって遊ぶし、自分で触らない時にもローターを取り付けたりして、常に刺激状態。面白いもので、刺激し続けると快楽が消えていく器官もあるんだけど、〝ゆえ〟の乳首はどんどんどんどん快楽が高まってしまう。ついには乳首の刺激だけで中イキするようになったというのは、以前、ここにも書いたよね。
それほどの「名器」である乳首なんだけど、実は、あることで、もっともっと快感が高まることがわかっている。
それが、〝Y〟が名付けた「衣一重(きぬひとえ)」の刺激。
そう。指が直接乳首に触れるのではなく、間に布を一枚挟む。いや、具体的に説明すると、着衣のままの刺激ということ。
もちろん、ブラなどを着けていてはダメ。
裸の上に直接服を着けさせる。
それも、スクール水着だったり、あるいは、夏のセーラー服がベスト。
これを着けさせて、その上から乳首を指で刺激する。
これが実にたまらない快感になると〝ゆえ〟は言う。
おそらく男性でもドライオーガズムの訓練で、乳首刺激をしたことのある人は頷けると思う。
直接よりも、「衣一重」の方が快楽が大きい。それも柔らかい綿素材ではなく、ポリエステルだったりすればなおさら。
一つには、直接刺激では強すぎてかえって痛みを起こしたりして、快楽から遠ざかってしまうということがある。それがないということ。
刺激がちょうど良い強さになるということだね。
さらにいえば、着衣ということは、乳首を刺激しても、布で覆われている他の部分にも振動が伝わるため、刺激が広範囲になるということ。これもまた大きいのじゃないかと思う。最初はそれがもどかしさに繋がるのかもしれないけど、丹念に刺激を続けていけば、やがてあるときに、一気に快感の閾値を超えて、大きな快楽に飲み込まれるようになる。
そして、まず最初のオーガズムを迎えたあと、今度は服を脱がせて、直接刺激に移ると、今度はまた別のタイプの刺激に感じ、再びオーガズムを…。
そこで、また着衣に戻し、刺激すると、こちらも新しい気分で、再びオーガズム…。と、延々とそれを繰り返して楽しむことも出来る。
でもね、この「衣一重」の刺激、責める男性側にはもう一つ大きな喜びがあるんだ。
それは、心理的なもの。
裸の乳首を刺激するのは、言ってみれば当たり前の行為。もちろん、楽しいけど。
でも、着衣での刺激はやっぱり、非日常の感覚がある。しかも、それがスクール水着やセーラー服であれば、これはもう禁断の領域。そう、猛烈な背徳感がある。その背徳感を持ちながら刺激し、そして、相手が大きく乱れている姿を見ると、もうこちらの興奮はマックス(最高潮)に。
そんな一種の「倒錯した快楽」を得ることができる。
着衣の乳首刺激、受ける側だけでなく責める方にとっても最高のごちそうだと思うよ。