革拘束具ファンに修理道具は必須かも
このときはまだ大丈夫だったんだけど、
後日、ちょうど排水溝のような穴の直下、
そこのカシメがとれちゃったんだ
とはいえ、革が丈夫でも、金属製のハトメやカシメなどは経年変化でやはり劣化してきて、折れたり、取れたりということもある。
先日、愛用しているフェイスクラッチマスク、プレイ後に、片付けようと持ち上げた瞬間に何かが転がり落ちる音。
あれ?何かが落ちたぞ。
あわてて床を見てみる。老眼が始まっている〝Y〟にとっては、小さな部品を探すのはなかなかキツイ。すぐに〝ゆえ〟が発見。
「ご主人さま、この金具が落ちています!」
拾ってくれたものを見て、独特の形状からすぐに理解出来た。
フェイスクラッチマスク、その金属部分である排水口の穴には3つのカシメが付いているけど、そのうちの一つが外れたんだ。ちょうど口の下の部分。これ、あごの細いベルトを取り付けるためにも重要なもの。
おやおや、これは修理しなきゃ。
何せ購入してもう20年以上も経っているからこんなことが起きても当然。逆にいままで修理知らずだったのが不思議なくらい。
とりあえず床に落ちたカシメの足と頭をなくさないように持ち帰ったよ。
もちろん、修理は製造メーカーや革具を作っていらっしゃる工房に持って行けば修理してくださるところもある。でも、自分で直せるのなら、それも良し。幸い〝Y〟はレザークラフトの工具は簡単なものだけど一式持っている。
そして、次の日、仕事帰りに東急ハンズへ。そして持ち帰ったカシメと見比べて、長さが同じ足を買って帰宅。
押し入れからレザークラフトのキットを出してきて、カシメ打ち。
簡単な道具セットですぐに
修理ができるよ
かかったお金?
えっと、一袋20個入りの足が33円だったから、実質2円もしなかった!
レザークラフトの道具そのものは、今回のような革拘束具の修理だけでなく、日頃、バッグや小物の修理などにも使えて便利。実際、〝Y〟の場合スマホの革ケースを買って、そこに、ハンドストラップの穴がなかったりする場合には、自分であけて、ハトメを取り付けることもあったよ。
というわけで、革具の好きなあなた、道具を揃えておくと便利だし、愛用する革拘束具を末永く使うためにもぜひ!