物理の本でボールギャグの神髄を知る!?

2022年7月23日

この本のおかげで〝ゆえ〟の
ボールギャグに対する理解が進んだ!

ボールギャグが大好きな人、集まれ!!

と呼びかけると、かなりの人数が集まるんじゃないかな。今やSMでは定番の道具。

このボールギャグについて、1990年代に熱い論争が繰り広げられたのを覚えている人、いる?

名付けて「ディンプル論争」。

それまで、割合つるつるした表面が多かった穴あきボールギャグに、いつのころからか、細かい凸凹があるものが出回ってきた。そう、そのデコボコを「ディンプル」と呼ぶんだ。

このディンプル付きが苦手という人が結構いる。何を隠そう〝Y〟もそう。

理由は簡単。涎のテカリが軽減されてしまうから。

そう、ただ、それだけの理由。

それに賛同する方も多く、かつてSM関係の掲示板で「俺はディンプル反対だ」「いや、俺はディンプルが好きだよ!」と賛否両論繰り広げられたというわけ。

おそらく「苦手派」に賛同する人が多かったのか、最近はディンプルつきのボールギャグ、あまり見かけなくなっちゃったよね。

そんな話をあるとき〝ゆえ〟に何気なく話していたのだけれど、〝ゆえ〟、ちょっと小首をかしげている。

その日はそれで終わったのだけど、その後のある日、〝ゆえ〟が嬉しそうにある一冊の本を持ってきた。

ご主人様のおっしゃっていたディンプル、ようやくわかりました!」と一言。

ブルーのボールギャグ
白と並んで〝Y〟の好きな色

その本、「図解 眠れなくなるほど面白い 物理の話」というもの。

その84ページに「ゴルフボールの表面のへこみのワケは?」と題された一文。そして隣のページにはゴルフボールの図解が。

二つのゴルフボール、一つはツルツル。ゴルフが登場した初期の頃はこうしたボール。ところが、その後、使い古して傷が一杯あるボールの方が飛距離がでるということがわかってきて、わざとへこみを着けるようになったとか。そうしてできたのがもう一つのディンプルがあるボール。つまり、表面がでこぼこになっている。

結果、ディンプルつきのボールは「整流効果」により、「空気抵抗」が減ることで、より遠くに飛んでいくことができるという説明が、空気の流れと共に図解されている。

ほぉ、これはわかりやすい!

ご主人様のおっしゃっていたディンプルって、こういうのを指すんですね!」とスッキリした表情の〝ゆえ〟。

そうなんだよ。ゴルフボールでは必須のディンプル。

でも、SMプレイにボールギャグの飛距離は必要ない……。だからボールギャグはやっぱりディンプルがない方が良いなぁ……。ヨダレの流れる距離は長い方がいいけどね。(爆)

ということで、冒頭の写真のように、熱心に本を読んでいる奴隷に、やっぱりディンプルなしのボールギャグを噛ませてしまったよ。(笑)

さらに〝ゆえ〟はこんなことも言っていた。

この本のこのページを偶然に見て、すぐにボールギャグのことを思い出してしまいました!

こうした学問の本を読みながらも、ついつい、まずはSMを連想してしまう奴隷。

優秀だなぁとご主人様も感心しきりだったよ。(^^)