オーガズムと泥酔状態
オーガズムが日々進化&深化する〝ゆえ〟。
セックスのたびに深い快楽の淵に落ちて行く。最初はクリや膣、そして乳首でオーガズムを迎えるのだけど、それがやがてさざ波のように繰り返しのオーガズムとなり、最後は呼吸も止まり、一切反応しなくなる。その後、しばらくして、呼吸が戻り、意識も戻ってくるけれど、なかなか言葉を発することが出来ない。
〝ゆえ〟は
「身体を動かそうとしても動かないんです。意識は戻っているのに、身体が戻っていないんです。言葉すら出せなくて……」
と言う。
オーガズムで強烈な反応を見せてくれる。そこまで深いオーガズムを1日に何度も経験出来る〝ゆえ〟。羨ましくもあるよね。
面白いのは、最初、その動けない状態のことを「泥酔」状態と〝ゆえ〟が表現したこと。
そう、彼女の感覚としてお酒をしこたま飲んでひどく酔っ払い、眼がぐるぐる回っている「泥酔」状態が一番近いと言うんだよ。お酒を飲み始めた若い頃にはそういうこともあったらしい。(^^)
「でも、お酒の泥酔状態は目がぐるぐる回って……というのは同じですが、その分、気持ち悪くなりますよね。オーガズムの場合は目のぐるぐるは全く同じなのに、気持ち悪くなるどころかずっと気持ち良さだけが続くんです。それが一番の違いです」
ということは、〝ゆえ〟の感覚の中では、脳が酔っ払った状態になっているのに、胃腸など、他の器官には影響を与えていないということになるよね。
一種の脳内麻薬なのかな。
ご主人様の声は聞こえているのだけど、
反応しようとして身体が言うことをきかない
あまりに強烈な快楽なので、ある種のマイルドな習慣性はあるのかもしれない。
「一人で自由な時間になると、あの感覚を思い出して、ああ、ご主人様に責めていただきたいとついつい思ってしまうんです」
と恥ずかしげに語る〝ゆえ〟。
でも、お酒と違い、身体の震えなどの禁断症状は出ないので、ずっと健全なのかもしれない。
まぁ、自分の体内で作られるものが分泌されているわけだから。
このあたり、医学的に説明をして下さる方がいらっしゃれば良いのだけど。
とにかく人間の身体って不思議だし、快楽については、我々の知らないことが沢山あるよね。
今後、〝ゆえ〟の快楽がさらにどう深まっていくのか、興味津々だし、その導きができ、体験を共有できるというのは、ご主人様にとってはとっても嬉しくもあるよ。