自尊心の強さと快楽の深さは反比例する!?
ご主人様の前では命令に従い
プライドを捨て去ってこんなポーズも……
これ、ずっと以前から書いてみたかったことなのだけど、もしかしたら、〝Y〟の勘違いや思い込みかもしれないのは最初にお断りしておくね。この記事、ツッコミどころが満載かも。(^^;)
さて、愛奴である〝ゆえ〟。
セックスの時の快楽がもの凄く深い。もちろん、主従関係が深まり、信頼関係が深まったことで、より深くなって来つつあるということも。
ただ、出会った頃、すでに1度の挿入で何度かオーガズムを迎えることができたし、オナニーさせるとすぐにクリイキしていた。
その快楽の深さには感動を覚えるくらい。
〝Y〟がかつてSM放浪の旅に出ていたとき、大勢の女性とエッチをした。そのときに〝ゆえ〟のように快楽のとても深い人というのはいる事はいたけど、割合としては多数派ではなかったような記憶がある。
大多数は「そこそこ」イケる人。
中には〝Y〟と出会ったことで、深くイケるようになってくださった人もいて、嬉しかったけど。
でも、「イケないんです」とおっしゃって、本当に感じにくく、最後まで深い快楽には達せない人が何人かいらっしゃった。〝Y〟があらゆる手をつくしてダメだった人たち。
今、考えるとその人たちには共通点があったように思うんだ。
いずれも「自尊心がずば抜けて高い人たち」だったということ。
ある方は美貌のモデルさん。凄いプライドを会話の端々から感じられたよ。そして〝Y〟に対しても常に上から目線の会話だった。
ある方は企業のやり手経営者。この方も、そのプライドと自信の強さがまるでオーラのように飛び出していた。
そのほかにも見た目が麗しく常に人々から羨望のまなざしを受けている方とか、何かしらのプライドの高さを感じさせる人たちだった。
もちろん、プライドが高くても深い快楽を味わう人はいるよ。
ただ、前述の人たちの共通点はプライドの高さを常に振りまいていたということ。そして、そのプライドをセックスの時に手放せなかったこと。
これがオーガズムを妨げていたんじゃないかと思う。
あくまで仮説だし、例外は沢山あると思うけど。
〝ゆえ〟の場合、自己肯定感がとても低いという話をこのブログで以前からしているし、彼女自身も「〝ゆえ〟の小窓」で何度も触れている。もちろん日常生活や仕事など、他のいろいろなところでは社会人としてしっかりとプライドは持っているとは思うけど、〝Y〟の前では奴隷として、そのすべてのプライドを完全に手放している。
だからセックスの時も。
実は、そこがポイントじゃないかと思うんだ。
目の見えない全頭マスクをさせ
トイレもご主人様が連れて行き目の前でさせる
プライドは完全に消え去っている
これ、最初に気付いたのは〝Y〟が以前「ドライオーガズム」の体験をしたときなんだ。ドライオーガズムというのは、男性のオーガズムの一種。女性の中イキに似て強烈で長時間続くもの。
ドライオーガズムを体験してみたくて訪れた専門のお店(大阪の「マル秘堂」さん)で、熟練のワザを披露して、見事に〝Y〟をドライオーガズムに導いてくれた女性とおしゃべりしていたとき、彼女がこう言っていた。
「色々な人のお相手をしましたが、プライドを捨てられない人はドライオーガズムにはなかなか達っせないですね。男性には結構多いんです、プライドを捨てられない人が」
この一言が、今になって、もの凄く腑に落ちたんだ。
これ、女性の場合も一緒じゃないかって。
プライドが高く、それを性行為の際に捨てられないでいると、クリなどの物理的なオーガズムには達せても、中イキや脳イキなどの深いオーガズムには達しにくいのではないかと。
逆に、社会的に成功して、プライドを持っている女性でも、いざ、SMプレイでプライドをずたずたにされ、それを素直に認めたとたん、その後のセックスでストンと深い快楽に落ちる。
かつて〝Y〟に「私イケないんです」と言っていた女性があっという間に深いオーガズムに達したのを何度か目撃しているけど、それはやはりSM行為があったからこそ。決して〝Y〟のエッチが良いというわけではないかも……、認めるのは悔しいけど(笑)。
そう考えるとSMって、実は不感症への一種の「良き治療法」なのかもしれない。
もし、読者の方で「オーガズム」に達せないというお悩みの女性は上記の事を参考にしてみるのも良いかもしれないね!
お相手を前に、自分のプライドを全部捨ててみて。そしたら、うまく行くかも!
あ、一つご注意を。プライドや自己肯定感が高く、強いということは、本来は良いことだよ!
ただ、セックスで快楽を味わおうという時に、そのプライドが邪魔にならないことが大切ということ。そのことだけは強調しておくね。