奴隷が感じるご主人様の大きなマルと小さなマル
こうしたコスプレを二人で
楽しめるのも、お互いの信頼関係で
成り立つ主従関係ならでは
今回の記事、もしかしたら、ちょっと自慢めいたように聞こえるかもしれない。だとしたら、それはゴメンね。
でも、実は、SMの主従関係を持っていらっしゃる方たちに、何らかの参考になれば……という気持ちから、以下、書いてみたんだ。
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最近、Twitterなどを見ていると「主従関係に終止符を打ちました」というような言葉を相次いで見ていた〝Y〟。
ある日、「残念だよねぇ……」と、そんな話を〝ゆえ〟にしていた。
ご主人様の、その憂いている姿を見て、思うこところがあったと見える〝ゆえ〟。
しばらく何かを考えている様子。
その後、こんなことを言い出したんだ。
「〝ゆえ〟から見てご主人様の好きなところをお伝えしても宜しいでしょうか?」
と、一言。
ん?
どうしたんだろう。
普段、物静かで、とっても遠慮がちな〝ゆえ〟。
このブログを以前から読んで下さっている皆さんはご承知のように、ご主人様のことを「好き」ということすら、恥ずかしがって言えないくらい。
その〝ゆえ〟が「好きなところ」を言おうとするなんて!珍しいな……と思いながらも、「うん」と答えたんだ。
すると、〝ゆえ〟、なんと、その「好きなところ」を真剣な表情でいくつも挙げてくれた。
「いつも〝ゆえ〟にお優しいところ。
大切にしてくださるところ。
毎日お電話やメールを頻繁にしても、面倒どころか嬉しいと仰ってくださるところ。
〝ゆえ〟の悩みを一緒に解決してくださるところ。
気前が良いところ。
手指の形が好みなところ。
おちんぽ様のサイズがぴったりなところ。
肌が温かくて柔らかくて気持ち良いところ。
ユーモアがあるところ。
物知りなところ……」
こうして面と向かって褒められるなんて、普段の生活ではあまりないけれど、奴隷である〝ゆえ〟がこうして勇気を出して言ってくれるというのは嬉しいし、挙げてくれた中身も嬉しい。
思わず「照れ」てしまう〝Y〟。
意識を失うまでイけるのも
ご主人様への信頼関係があるからこそ
すると、〝ゆえ〟、さらに真面目な表情でこんなことを言うんだ。
「10個ほど挙げてみましたけれど、ご主人様をはじめ、世のS男性がM女性からこのように好きなところを羅列された場合、受けとめる嬉しさはどの項目も同じかもしれません」
ふむ。確かに全部嬉しいよ。
「ですが……」と続ける〝ゆえ〟。
「ここはM女の……いえ、女性の面倒なところなのですが、この取り上げた項目はそれぞれ割合が違うんです。皆同じ大きさの一様な○(マル)では無くて……」
ん?どういうこと?
「多くのM女さんの場合は、【お優しいところ】と【頻回なメールやお電話を嬉しく思ってくださるところ】という項目は、他とは違って大きな○(マル)となると思うんです」
ほぉ、なるほど、そうなのか。大きさが違うのか!
「串団子と鏡餅位違います!」
例えが食いしん坊の〝ゆえ〟らしくて、そこで思わず笑ってしまうご主人様。でも、その二つがケタ違いに大きいということは理解できた。
「だから、主様はそこを勘違いして履き違えてしまうと、お別れのルートに乗ってしまうのかも知れません」
う~ん。なぁ~るほど~~~。
もちろん、異論もあると思う。
また、言葉の解釈もいろいろと受け止める方によって違うと思う。
「優しい」という一言だって、様々な受け止め方があると思う。
でも、この〝ゆえ〟の言葉はある種の本質を鋭くあぶり出しているんじゃないだろうか。
TwitterなどのSNSでお見かけする長く続いている主従の二人というのは、M女さんにとって、その2つの点が十分に満たされていると感じられるからこそ続いているのかもしれないね。
〝ゆえ〟の言うように確かに男女の間で認識に違いがあるかもしれない。
そして、これは凄く大切なことかもしれない……、と思ったよ。
実際、このブログを以前から読んで下さっている皆さんもご存知の通り、我々も幾度となく危機を経験してきたからね。
もし、今、主従関係やSM関係に悩みをお持ちなら、このことを考えてみるのも一つのヒントになるかもしれない。
そんな思いで、この記事を掲載したんだ。
できるだけ大勢の方々がSMや主従関係を通して幸せになれますように!
そしてTwitterなどSNSで、悲しいお知らせを見ることが少なくなりますように!
もちろん、終止符を打って新たな生活に一歩踏み出すと言うことも、関係によってはとっても大切な勇気のある決断。
いずれにしても、主従関係を持つ人々に幸せになって欲しいと思う我々だよ。