久しぶりに「飛びっこ」を使って「刺激」と「快楽」について考えた
調教では大人のおもちゃを色々と使う〝Y〟。
この日、久しぶりに登場したのは「飛びっこアクセス(Ver.3)」。
ご存知、リモコンバイブの人気機種。以前、こちらの記事にも登場。
振動部を様々なアタッチメントに取り付けて楽しむことができるし、ワイヤレスリモコンの操作で様々なパターンの振動も選べる。さらには、音声に反応するモードまで!
言うこと無しのリモコンバイブ。
さて、この日、ウエスト拘束具の局部を通るベルトにディルドタイプのアタッチメントに取り付けた。そう、バイブ代わりだね。
ベッドに横たわらされた〝ゆえ〟。
両手は自由にできないようにウエスト拘束具に固定。
そして、スイッチを入れると……。
ボールギャグ越しにいきなり「うぐ!」と身体を大きく震わせる。
意外な大きな反応に〝Y〟も少々驚く。
やがて、乳首責めも加えると「ウーーー」と言葉にならない叫び声を断続的に上げ続ける。
特にリモコンの振動、6~8の振動パターンは身体をよじらせ続け、うめき声も出しっぱなし!
ただ、イキたいのになかなかイケない状態のようで、ついに〝ゆえ〟がボールギャグ越しに懇願する。
「おういんああ、いあええうああい!(訳:ご主人様、イカせてください!)」
そこで、リモコンバイブの振動を続けながら〝ゆえ〟の乳首を口で吸い、舌で何度か転がしてみる。
すぐに全身を大きく痙攣させて呼吸が止まる。
無事にイッたようだ。
動かない〝ゆえ〟の拘束を解く。
しばらくして、〝ゆえ〟がゆっくりと身体を起こし、話してくれる。
「飛びっ子の振動は非常に速いんです。腟内が痒さなのか快楽なのか……といった戸惑うくらいの速い振動でした」
最後にイクまでの間、この「飛びっこ」の責めはず~っと「焦らし」だったと言うんだ。
原因の一つは振動。間隔が短いながらも強くて早い振動。
そしてもう一つ。そのアタッチメントであるディルドの長さが短いこと。したがって、膣に入っていても入り口周辺の振動だけで奥を刺激してくれない。
いわば強烈なお預けを食らっているみたい。お預けが長かった分、最後に乳首の刺激を受けてイッた時の快楽はいつもにも増して大きかったようだ。
ただ、ここで興味深いことを〝ゆえ〟が言う。
「以前も何度か使って頂いたのに、こんなに強い刺激だったでしょうか?」
なるほど!
調教初期の頃はまだ身体も今のようにわずかな快楽を拾い上げるようなレベルに研ぎ澄まされていなかった。
だから、こうした強い振動を当たり前にとらえていたと思う。電マもそうだものね。
ところが、長年の調教でだんだん感度が研ぎ澄まされてきて、今ではわずかな振動で十分に感じるようになった。だからかえって、こうした強い振動には戸惑うようになったのだろうね。
強力な振動もまた楽しいけど、実はオーガズムも進化してくると、ごくわずかな刺激が大きな快楽をもたらせてくれるようになる。
今の〝ゆえ〟は、たとえば全身の軽いタッチでも行けるようになっている。
ということは、もはや強い振動は必要ないわけ。
そう考えると、今回の〝ゆえ〟の反応は納得がいくよ。
そして、それはとっても良いことだと思うよ。
だって、今の方が快楽も長時間にわたり、そして、本当に信じられないくらいに深くなるから……。