〝ゆえ〟の小窓~36 ご主人様とゲーム

2022年6月18日

股を広げるように命じられてのオセロ!

2022年、明けましておめでとう!今年も当ブログ、TBL(Tokyo Bondage Life)をどうぞよろしく。

さて、新春第1弾となる記事はお年玉を兼ねて(!)人気シリーズの「〝ゆえ〟の小窓」から。

今回はお正月らしい話題!

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ご調教以外のお時間を、皆様はどのように過ごされているのでしょうか?

お食事やドライブをご一緒されたり?

映画館、水族館、美術館、秘宝館といった〇〇館へ赴かれたり?

〝ゆえ〟 もごく最近になって、ようやくご主人様と美術館へ行けるようになりました。
その辺りはまた別の機会に書くとして、今回は【ゲーム】について書いてみたいと思います。

それは数年前の事でした。
ご主人様が
「〝ゆえ〟の誕生日付近の調教日は、〝ゆえ〟の好きなことをしていいよ」
と仰ってくださったのです。

好きなこと……ご調教の種類からでしょうか?

「いいや、 〝ゆえ〟 が思いつく好きなことを本当に、なんでもしよう」

まあ!!ご主人様、なんて太っ腹なのでしょう!。

でも、【ご調教=SM】しない時間なんて、 〝ゆえ〟 との間にあって良いのかなぁ……奴隷としての存在意義を見失いそう。

かなり悩みまして、この時はご調教の合間に少しだけお時間をいただく形で、【オセロ】の提案をさせて頂きました。
オセロは白黒ですし、SMっぽいと思ったのです。
ご主人様は快諾されながら
「オセロなんて子供の頃以来だなぁ」
と、にこやかに「弱いよぉ」なんておどけてくださいます。

あら?
もしかして、 〝ゆえ〟 がご主人様に勝ててしまうかも?なんて思わせる程に。

そうして当日、ゲームがスタートするのです。
序盤で 〝ゆえ〟 は、やっぱりご主人様が奴隷に負けるのは良くないよね…と思い、しれっと2番目に思いつく場所へ何度か石を置きました。

結果はご主人様の圧勝。

でも、悔しいのと全力で挑んでみたくもなり、もう1勝負お願いしたのです。
ご主人様はにこやかにお願いを聞いてくださいました。

お誕生日の効力かな?すごいわぁ。

2回戦目、 〝ゆえ〟 は全力で挑んだのですが…
あれ??おかしいな…ギリギリでご主人様の勝ち。
なんでぇ?!だって、自分の中ではオセロはまあまあ強い方なのに。

ボールギャグを咥えさせて
トランプを楽しむ時もあるよ

またまた悔しくなり、ご主人様にもう1勝負お願いしました。
結局この日は、3回オセロをして3回ともご主人様の勝ち。

〝ゆえ〟 は悔しくてたまらなくなり、オセロの石をグシャッとしたり、ベッドで丸くなって拗ねてみたりしました。

ご主人様はその様子を、高みの見物といった雰囲気で楽しんでいらっしゃいました。
この時のオセロゲームでは、負けたら罰ゲームがあるような事は無く、純粋にゲームのやり取りを楽しみました。
その時までご主人様とは、こうした違う手段で交流をしたことがありませんでした。

ご主人様から
「 〝ゆえ〟 も、子供みたいに拗ねたり悔しがったりするんだなぁ。初めて素のゆえを見た気がしたなぁ」と言われました。

そう、オセロを真剣にしたことで、普段の主従関係では見られなかった面が出てきたのでした。
主従関係で息詰まる時は、無礼講でゲームを楽しむのも、ありなのかもしれません。

会話を重ねても、 〝ゆえ〟 の場合はなかなか本音を出せないようで、ご主人様にはご面倒ばかりお掛けしてしまうのです……

ご主人様、また、 〝ゆえ〟 とゲームをしていただけたら嬉しいのですが。

出来れば 〝ゆえ〟 が毎回勝ちたいのですが……失礼しました。

おしまい

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と、ここで終わりではないんだ。

今回は新春お年玉スペシャル。なんと「後日談」もプラスしちゃおう!

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【後日談】

ご主人様は、その後も何度かゲームをする機会を設けてくださいました。

初めて手合わせしてくださった時から数えて、8回目位のときにようやく、〝ゆえ〟がオセロで勝った事がありました。

ご主人様は、にこやかに「負けちゃったなぁ」と仰っていらしたのに、にこやかで!いらしたのに…

その後に「なぁ、〝ゆえ〟は快楽が足りてないだろ?ゲーム中もまんこ開いたままだったよな(オセロ対戦中は股を広げて正座する、奴隷座りでした)」と仰ると、クリトリス責めが始まりました。

しかもその責めが、未だかつてない程の長い時間でした。

絶叫の〝ゆえ〟を見てもご主人様は「んー?」といったご様子で、いつもと違い【無】が強めのご表情。

責め倒し終わった後。

「ご主人様…いつもよりもうんと長く虐めてくださったのは、もしかして〝ゆえ〟がオセロに勝ってしまったからでしょうか…?」と朦朧としながら質問すると、ニヤッと笑われていました。

わぁ……くわばらくわばら。

でも、ご主人様が静かに悔しがるお姿込みで、ご主人様とのゲームには、毎回勝利したいと思う、怖いものが見たい〝ゆえ〟でした。

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ゲームは「素」の奴隷を見ることが出来る良いチャンス。日頃緊張してなかなか心を開けない奴隷に、自らその扉を開けさせるチャンスかもしれないよ。

というわけで、お正月に奴隷と一緒に過ごすという方はぜひ、ゲームも楽しんでね!