我がフェティシズムの軌跡 6 社会人~ビデオとの出会い 3
さぁ、〝Y〟のフェティズムに大きな影響を与えたビデオ、その続き。
「悦楽死界」 アートビデオ
とくにかく黒革のボディースーツから飛び出た白い胸の美しさ…。そして大の字にシッカリした手足枷で拘束された姿は筆舌に尽くしがたい…とはこのこと!
そのスーツである「オールインワン」、すっかり気に入って、セビアンで購入。その後数十年にわたっていろんな女の子に着せてきたけれど、いまだに健在。とても丈夫。いい革製品は大事に使ってあげれば本当に長持ちするよ。それに何十年たってもいまだにこのデザインが素晴らしいんだな。残念ながらセビアンではもう長いこと販売していない。でも、ネットの某販売サイトで同じデザインの製品があるのでご安心を。ただ使っている革がセビアンのものとは違って相当に厚くしっかりしているので着用したときのイメージがちょっと異なるのでご注意(こっちが好きという人も多いだろうけど)。また、アールにもよく似たデザインの製品があるんだ。そちらは乳房部分がゴムのようになってさらに絞り込めるのと、両手を拘束できるような工夫も。
いずれにしても、一生ものだから革好きな人はぜひ一着…。ただし、パートナーが胸の大きな人向け。胸の小さな人だと、うまく、乳房の穴で絞り出せないので、この拘束具の魅力は半減しちゃう。
あ、この話はまた別項目でくわしく…。
「半獣病棟の処女」 アートビデオ
主演の石田理絵はボリュームのある胸が印象的だし、何よりめずらしく演技力のある人だった。だから、精神病院の患者という結構難しい役柄も自然とこなしていた。それだけに責められている姿にリアリティがあったねぇ。
そして、責める女優がまたSMビデオではおなじみの島崎梨乃が責め、また責められる…このシチュエーションにも興奮したなぁ。
発売されたのは1988年。当時セルビデオって物凄く高価だった。それでもなけなしのボーナスでこのビデオと「悦楽死界」の2本を買っちゃった〝Y〟はホントにびょーき。それから数ヶ月赤貧生活だったもんね。だから、ビデオの時代でなくなっても、いまだにこの二本のVHSは自分のお宝として捨てられないんだなぁ…。
「奴隷花4」 シネマジック
そうなんだ。ボールギャグの魅力って言葉を発っすることができなくなるだけでなく、ヨダレがどんどんと流れるところにある!そのことを知ったのはこのビデオだといえるし、今このシーンを見返しても、本当に素晴らしい!さらに言えば、そのボールギャグからヨダレが流れ落ちるのをなすすべもなく自分で感じている女性は、次第に心理的に「何も抵抗できない」という一種の絶望感に満たされ、男の言われるがママとなっていく……らしい。
その中で革製の猿轡を女優さんがいやいやながら装着されるシーンがあった。これを何度リピートしたことか…テープがなんとすり切れちゃった!玉さる以外で詰め物タイプの革製猿轡を女性が実際に口の中に入れられる様子を見たのはこれが初めてだったので物凄く感動。
そっか!単にヨダレが流れ落ちるのを楽しむだけでなく、顔の半分を革が覆ってしまう…。これはまた別の美しい被虐感!
目の美しい人でも、意外と口の形や鼻の形が全体の印象を落としてしまうこともあるじゃない。そんな場合にもぴったり!ほら、よく「マスク美人」って言い方をするじゃない。あれだね!
こんな猿轡、女の子にしてみたい!そう願い続けて数年。願い、かなうものだね。ところが実際にこのビデオと全く同じ製品を購入して使ってみると若干問題があった…。ま、その話はいずれこのブログで「道具編」を書き始める予定だから、その機会にね。
(続く)