革具の話01 アイマスク&アイカフ(目隠し)

2021年9月4日

SMやボンデージに欠かせないグッズ。色々とあるけれど、目隠しはかなり重要な基本アイテム。

極端な話、ロープで縛らなくても、手錠や枷で拘束しなくても、目隠しを一つ用意するだけで、もう、された本人はかなりの拘束感を味わってしまう。

まず第1に、何も見えなくなる事への不安。だって人間の五感のうち、あらゆる情報のうち、視覚が占める割合は8割以上にも達するという研究もあるくらいだから、その視覚が奪われると、ほとんどの情報がシャットアウトされたも同然。もの凄く不安。そういう心理的な拘束の効果が抜群。

2つ目。目隠しされると人間は自然と他の感覚器で情報を代わりに得ようとする。そうなるとあらゆることに非常に敏感になるんだ。音もそう、匂いもそう、そして、なんといっても触覚。普段は情報量がかなり少ない皮膚の感覚が非常に鋭敏になってくる。そのために、ちょっとしたタッチで体が大きく反応してしまう。もちろん痛覚もそうだけれど、逆に肌が触れる快感も大きく増幅されるというわけ。これって〝Y〟のドライオーガズムでも実感済み(くわしくはドライオーガズム日記のページで見てね)。

〝なみ〟とのプレイでも目隠しを〝なみ〟に施した方が絶対に彼女の感じ方が大きいんだ。

そして3つ目。羞恥心が軽減されること。これも目隠しのメリット。自分の体が見えなくなると、なぜか自分自身を客観視することが難しくなる。そうなるとそれまであった羞恥心がどうやら失われていくみたいなんだ。だから、目隠しをされると快感に溺れやすくなり、そして、乱れやすくなる。〝なみ〟も普段の場合よりも積極的になるし、たとえばフェラチオを強制させるときも目隠しをさせたほうが圧倒的に積極性が増すんだ。

さらにもう一つ。目隠し、革具の中では値段が比較的安いのも助かる!(笑)

というわけで、目隠しは必須。

目隠しにも色々なタイプがあって、それぞれに良さがあるんだ。

一番基本は上の写真に写っているもの。皆さんもよく見かけるでしょ。飛行機に乗ったときにアイマスクをする人がよくいるけれど、そのアイマスクにも近い形だよね。オーソドックスで、シンプル。それ故に誰にでもフィットして、便利に使える。写真のものは確か六本木セビアンで購入したもの。当時2500円位だったと記憶しているよ。もう20年以上、定番グッズとして便利に使っているんだ。それとこのアイマスクはシンプルで余計なものがないので、他の責め具とのマッチングもいい。特にボールギャグとの組み合わせはとてもいい。まるでワインにはパン、ご飯にはみそ汁でしょ…的なハマり感があるんだ(笑)。

また、このデザインはシンプル故に、いつの時代も常にどこかのメーカーが出してくれているし(現在は同じデザインのものを天ノ介さんが製作&販売している)、素材も革だけでなくラバーなどもあって、様々なプレイにも使えるのもいいね。

そして、〝Y〟が目隠しで頻繁に使うもう一つの製品。こちら。

アイカフという呼び名もある製品。これは目白のアールが出しているもの。もともとはオールフェイスカフという頭全体を覆うマスクのパーツとして付いていたモノだけれど、それだけをよく単品で使っている(この写真はオールフェイスカフとして使用)。こちらの特徴は目と共に鼻も隠してしまうこと。その分、光すらも入らずに視覚を奪う効果がより高いんだ。そして鼻の呼吸を多少難しくしてしまう。とはいえ、革なので隙間はできるから全く呼吸できなくなるわけではないのでご安心を。でも、鼻も覆われている姿を見ると、Sとしては益々胸が高まるし、おそらくMも被虐感が高くなってくるんじゃないかな。製品にはこれに口を覆うマウスカフもついているんだけれど、その代わりにこのようにボールギャグを着けるというのも楽しい利用法。

いずれにしても、視覚を奪う製品。基本アイテムとしては欠かせないよね。まだ持っていない人はぜひ1つ!