〝ゆえ〟の小窓~18 オトナの社会見学2 天ノ介

2021年9月12日


天ノ介さんで作ってもらった
逆さ吊りの足枷で吊される〝ゆえ〟
これもまた天ノ介さんに作ってもらった
オールインワンに体を包まれて……

前回に続いて〝ゆえ〟が語る「オトナの社会見学」。今回は西武線で東長崎に向かうよ…。

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さて、突然のご主人様のご提案【ゆえを連れて行く】次のターゲットになられたのは、皆様ご存知の天ノ介さん。

〝ゆえ〟には馴染みの無い駅に、ご主人様と降り立ちました。

出迎えてくれたのはトキワ荘の文字。

お隣の椎名町駅と並んで漫画家さんの聖地みたいですね。

ご主人様にとっては鞭&革具の聖地でしょうか?

お店を目指してご主人様と歩くのは、〝ゆえ〟にはとても新鮮で懐かしいものでした。

ずいぶん昔、PVCスーツを作りにアフィックスパラパラさんまで連れていって下さった時の道中を思い出しました。

事前情報として、天ノ介さんのところは工房も兼ねていらっしゃるから訪問の予約をしたよ…と、ご主人様。つまり、お客さんはご主人様と〝ゆえ〟だけ。

そう、アール目白店さんはお店の形態ですから、滞在中も商品を求めてお客さんがいらっしゃっていました。

歩きながら一層緊張が高まり、とうとう、天ノ介さんの店舗の扉を開ける時が!

ご主人様…緊張の〝ゆえ〟を見て、ニヤニヤされていますね……

うぅ開けますよ。ぐっ。あれ?

開かない…

横開きのはず…力が弱かったかしら…ぐっ。ぐぐっ。

あれ??

鍵がかかってますぅ。

ご主人様…きっと、〝ゆえ〟がいるから開かないのです。これはゆえは退散すべきなのでは……等と被害妄想を脳内で展開していたら、天ノ介さんが慌てて開けてくださいました。

ドキドキしながらお邪魔しまして、店内を見渡すと、周りには鞭、鞭、鞭。キーホルダーまで鞭。そして革具。

目の前にドーンと机がありまして、奥には布地屋さんみたいに革が巻かれて沢山、機械、工具、そして部品!

わぁ、、工房好きにはたまりません。

天ノ介さんが許してくださるなら、天ノ介さんが作業に勤しむ姿を1日中隅っこでちんまりと見ていたい…

そんな妄想をしはじめようとしたら、勧められた椅子が、ご主人様の真横…つまり、机を挟んで天ノ介さんと向かい合う形に。

あわわ…緊張で妄想が途切れてしまいました。

天ノ介さんは、〝ゆえ〟のあたふたしたしょうもない質問にも丁寧に答えてくださり、また、話題を広げて色々と教えてくださいました。

でも、〝ゆえ〟にはビックリする内容も多く、、

ご主人様が、〝ゆえ〟の目が真ん丸になりすぎて落ちるかと思った程、目が見開いていたようです。

前回のアール目白店さん、そして今回の天ノ介さんと、革具屋さんに赴いて感じたことは、皆様ミリ単位で製品を作られていて、ものすごく真摯に向き合っていらっしゃること。

工程に妥協が無く、心を込めた品だから、拘束されたり鞭責めされても、厳しくてあたたかい。そのように思いました。

ご主人様はもしかしたら、その事をより一層わかって欲しかったのかもしれません。

えっ?ご主人様…違う?

ただ、〝ゆえ〟を自慢してみたかった~

……どうしてぇ…そんな事を仰るのですか…

恥ずかしすぎますぅ。

おしまい

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今回も楽しかったオトナの社会見学。「天ノ介」さん、ありがとうございました!