愛奴の流すよだれに興奮する不思議~よだれはSMの媚薬!?
口枷を嵌められてよだれ(涎)を流す愛奴……。
そんなシーン、お好きですか?
このブログでも何度も取り上げられている光景。
やっぱり〝Y〟にとっては最高のシーン。
「なぜ?」と問われても……と、一瞬困惑するけど、そこはブログ。これを機にしっかりと考えてみよう!
一般的に言えるのは、セックスの際、女性がよだれを流している姿に、男性の多くが興奮を覚えるということはあるよね。
快感のあまり、自分自身の制御がきかなくなり、よだれさえ飲み込むことができず垂らしてしまうようになった状態……、つまり、極度の快楽状態になった女性を見ると、男性の側もまた、その快楽の大きさを感じ取り、自分自身の快楽中枢も刺激されて強い興奮を覚えるということじゃないのかな。
普段の生活でよだれを垂らすのは乳幼児の状態や介護の現場など以外には見ることがない。
それを成熟した大人の女性が見せることの衝撃。
さらに、そこに性差があり、男性がよだれを垂らしてもみっともないだけだし、不潔に感じるのに(あくまで男性の側から見ての話)、女性が垂らしているのは、不潔とは感じず、むしろ、そのよだれをなめ取ってさえやりたいと思う不思議さがある。しかも、それが自分の好きな清楚なタイプの女性であればなおさら。これはおそらくキスの唾液の交換に繋がるものになるのだろうね。
そういうわけで、もともと女性の唾液に対しては嫌悪感ではなくむしろ好ましく思える性癖が男性にはあるように思うよ。
基本は「制御が効かない」という状態へのあこがれがあるのだと思う。
さらに、それがSMの世界になると、その「制御が効かない」状態を快楽だけでなく、拘束で生み出すということ。これが大きな刺激になる。
快楽を感じているわけではなく、口の動きを封じられてそのためによだれを流す状態……。
それを見たS男性はその姿に猛烈な興奮を覚える。加虐感がプラスされているので、その興奮や快楽は非常に大きいものになるんだ。
おまけにM女性の側は羞恥心を感じることでM性を刺激させられる場合もある。
両者ともに興奮を覚える。だから、猿轡プレイ、特にボールギャグや開口具のプレイはこれほど人気があるのだと思うよ。
余談だけど、よだれにあたる英語の単語に「slaver」というのがあるんだ。語源を辿ると面白いかもしれないね。もしかしたら何かしら関係があるかも。奴隷が「slave」で奴隷の売買人が「slaver」だから。単なる偶然かもしれないね。発音も違う発音をする方が多いから、語源的には別の可能性が高いとは思うけど。
それはさておき、ちなみに〝ゆえ〟の体験からの説明によると、よだれの出やすいときと出にくい時があるらしい。
やはり水分は多めに取っておいた方がよだれは圧倒的に出やすいんだって。あと、空気が乾燥しているとやっぱり出にくいみたい。
だから、よだれを楽しみたいときには事前にお茶や水などを沢山摂取させておくと良いみたいだよ。
そして、フェラをすれば、当然、その後よだれは多く出てきて口内にたまる。しかもイラマチオだといわゆるイラマ汁も。それが一気に流れたときの淫靡さときたら……。(^^)
よだれ、本当に不思議だよねぇ。これだけでもSMの世界の奥深さを感じることができるよ。
いずれにしてもよだれが流れる姿はSMの中でも特別に興奮する状況。よだれはSとMの両者をより深い快楽に導くための「媚薬」かもしれない。
とはいえ、ホテルなどではカーペットなどを汚さないように気をつけてね。清掃担当の方の負担を少しでも減らしてあげようね。