全身が性感帯となり、オーガズムの無限ループに! ~ 次々と色々な新しい発見と体験があるからセックスは奥深い
最初に寸止めオナニーから始めたことも
効果的だったのかもしれない
その日はかなり厳しい快楽責めを受けていた〝ゆえ〟。
なにせ、20回以上もの寸止めオナニーに始まり、その後、挿入、そして、5種類のオモチャでの快楽地獄と、次々に繰り出される快楽責め。
イキ続けた最後、ほとんどパニックのような状態となり、我々の「NGジェスチャー」である足のバタバタが出たところでストップ。
即座に全身の拘束を解き、さらに身体を締め付けている革具やボディースーツも脱がせ、全裸に。
しばらく、身体を曲げて、身体が落ち着くのを待つ〝ゆえ〟。
数分後、ベッドで仰向けになったところで、ご主人様が〝ゆえ〟の身体にシーツをかける。
静かに眠ったように休む〝ゆえ〟。どうやら治まったようだ。
やがて同じシーツに〝Y〟も滑り込んで後ろから身体を抱いたとたん、全身を痙攣させる〝ゆえ〟。
ん?まだ快楽が続いている?
そこで、やさしく身体を撫でたりすると、身体が海老反りになり痙攣。
さらに、頬を撫でると、こちらも身体が激しく痙攣する。
あっ、これって、もしかして、全身が性感帯になっているイキ続けの状態?
正解!
〝ゆえ〟、落ち着いたと思ったら、身体の快楽スイッチが入ったままの状態で、止まらないらしい。
そのため、全身のどこを触っても、それを快楽ととらえ、イキ続ける。
ほぉ!これこれ!
今までにもセックスの最中、短時間ならこうした現象を体験したことはあったけど、セックスや責めを終えて、10分以上の時間が経ってる。そして、ずっとこの状態が続いているのは珍しい。
そして、身体を震わせながらも〝ゆえ〟、しずかに右手が伸びてきたと思ったら、〝Y〟のペニスを握って刺激をしてくれる。
ああ、これだけ感じながらもご主人様を喜ばせようというこの〝ゆえ〟の「ご奉仕」の心がけ。感動してしまう。
そして、ますます愛おしくなって〝ゆえ〟の身体をタッチすると、ますます〝ゆえ〟の身体が痙攣……。
これ、ずっと続けるとどうなるんだろう?
そう思う〝Y〟なんだけど、非情なことにホテルのチェックアウト時間が迫り、そろそろ後片付けをしなければならないタイミング。
後ろ髪を引かれる思いで、ベッドから抜け出て、片付けを始めたよ。
やがて、〝ゆえ〟の痙攣もおさまり、どうにか、永遠の快楽ループから抜け出せたみたいだった。
驚き、感動もし、そして嬉しかった〝Y〟。
これだから、セックスというのは、本当に奥深い。
もう8年目になろうかというのに、いまだにこうして新しい発見や体験があるのだから!
次はゆっくりと時間のあるときにこの現象に遭遇したいね!