お気に入りビデオ~003 シスターLシリーズ(1985-) シネマジック

2021年9月4日

40~50代の人でこのビデオのタイトルを聞いただけで目を輝かせる人は多いと思うよ。試しにネットで検索するとなんとあのWikipediaにもしっかりとタイトルそのものが一項目として記載されている。AVビデオのタイトルでWikiに項目としてあるというのは凄いよね。

シリーズ第1作は時代を変えた1本、ま、そこまで言わなくても、一時代を画した1本と言えるし、AVの歴史上画期的な作品といいう位置づけは確固たるものだと思うな。

で、〝Y〟的にもこのビデオの存在はまさに「金字塔」。

〝Y〟の性癖である「革拘束」というのがメインに据えられたAVのパイオニア。このビデオで手足枷を着けられた菊池エリが中野D児からボールギャグと目隠しが一体となった「全顔枷」を装着されるシーンにはもう何度お世話になったか。

そして、革の胴衣をまとった状態で浣腸されるシーン。

さらに、菱形拘束衣を着けたままバスルームでファックされるシーン。どれをとっても、もう、うっとりという言葉しか浮かばないくらい。

主演の菊池エリ、もの凄い巨乳でありながら、幼顔。そのギャップがまた魅力。〝Y〟的にはさらにもう一つ。これって、〝Y〟の独自理論なんだけれど、胸の大きな女性って、比較的鼻孔の大きな人が多いという経験則を持っているんだ。名付けて「胸と鼻孔の大きさは比例する」という「〝Y〟の法則」

鼻孔の大きな人が苦手な〝Y〟、女優さんにもついつい鼻孔の小さな人を求めちゃう。そうなると胸の小さな人が多い。それはそれで魅力なんだけれど、菊池エリは胸が大きくて鼻孔が小さい。かなり例外的な存在だと言えると思うんだ。なんで〝Y〟が鼻孔にこだわるかというと、以前にも軽く触れたことがあるけれど、ボールギャグ。これを噛ませられると人間、なぜか鼻で呼吸しようとしてしまう。ホントはギャグに穴が開いているから口で呼吸できるんだけど、条件反射だよね。すると、鼻の孔が大きく広がっちゃうのが苦手なんだな。その点、もともと鼻孔の小さい人ならば…というのがあるんだ。〝Y〟ならではの妙なこだわりだけど。

さて、話を戻すと、シスターLのもう一つsポイントとなるシーン。菊池がソファの上で四つん這い、そしてバイブを入れられ中野D児から「バイブ大好き…」と無理矢理言わされるシーン。幼顔の菊池が唇の上に汗をかきながら、恥ずかしそうに口にする…。見ながら何度ため息をついてしまったか…。

あどけなさの残る菊池の表情と、実際のプレイのコントラストが激しくSの心をかき立てたよね。そして、それまでのピンク映画などにあったストーリー性をかなり押さえ込み、フェチなプレイと映像にこだわる。そのことによって視聴者の想像力を高める…。映画から脱却したAVならではの手法が良く活かされた作品だと思うんだ。そう、映画はあくまでストーリーが中心。この作品はあくまで映像と道具。一方で、吉村彰一監督のこだわり、映像は徹底的に映画的に美しく…。それまでの暗くチープなイメージのSMビデオから脱却しようという努力。反映画的手法と映画的手法、相反する二つが見事に融合した点が斬新だったなぁ。

中野D児に関しては、まだシスターLの頃はそれほどしゃべりに独特の癖はなかったように思うんだ。後年、独特の台詞回しになったよね。ちょっとシスターLからは離れるけれど、彼のしゃべりは非常によく考えられたものだと思うんだ。SMビデオというのは、非日常。そこで男優が口にする言葉もあまり日常では使われない。したがって、どうしても不自然にならざるを得ないし、最悪、カミまくりということにもなりかねないよね。実際そういうビデオも目にしたよ。でも、中野D児のしゃべりというのは、主語、述語と、途切れ途切れにゆっくりと話していく。しかも途中、上げ調子のイントネーションで。これはよく考えたと思うよ!これだとカミようがない。

「そこでぇ…、んー?***がぁ…、感じてくるだろう…。どうだぁ…、だんだんとぉ…、感じてぇ…、くるんだ…」なんて具合。

しかもほとんど感情を入れず、無機質な語り。

これならば、ゆっくりとその場その場で考えながらセリフを言っても、十分、追いつくし、それに何よりも、とちる心配がないんだ。うまく考えたものだね。それに、サングラスをかけた彼独特の風貌もあって、彼自身の個性がうまく消えている。これも良かったんだろうね。男優の個性で売るという場合も、もちろん速見健二や加藤鷹など、あるけれど、逆に個性を消すことで独特のSMの世界を作り出すというのも一種の計算だよね。

中野D児さんがそこまで計算尽くで動いたのかどうかはわからない。もしかしたら、彼が自分の感性のままに動いた結果がそうなのかもしれないけれど。

さて、シスターLに戻すけれど、その後2作目、3作目となるに従い、予算も大きくなったのか、ロケが増え、映像がどんどん洗練されてくる。初回が大成功だったからだろうね。

2作目では共演の望月あゆみとともに革具を着けられたまま砂浜を四つん這いで犬のように散歩させられるシーンが印象的。洞窟でのロウ責めも…。(海水に浸かった高価な革具は一発でダメになっちゃっただろうけど…)

そして、3作目での映像の美しさ…。まず冒頭からいきなり衝撃だったよね。胴枷、目隠し、黄色の猿轡を装着されたうえ、乳首には吸引器まで。て両手を天井から吊されて縛られている。そこに鞭打ち…。本編に始まる前、タイトルが出てくるまででもうノックアウト。

全体に、カメラワークも引いたシーンが増えてくる。菊池が革拘束され、屋外に放置されるという短いながらも贅沢なカットもあり。別の意味で第1作と違う魅力に溢れていたね。

後半、彼女が青いボールギャグを噛ませられて、革ベルトの目隠し、首輪、胴枷、手足枷という格好で日比野達郎に愛撫されるシーンは一番興奮したなぁ…。彼女、口が小さい、いわゆる「おちょぼ口」なんだけれど、その口めいっぱいにボールギャグが噛ませられるというのは、ボールギャグの最も効果的な使われ方。まさに、この作品こそAV界におけるボールギャグNO.1とも言える作品(と〝Y〟は勝手に思うよ)。

時代が変わってもいまだに新鮮さを感じさせるシスターLシリーズ、永遠の名作だよね。

もしもまだご覧になったことのない人はぜひぜひ!!!