不感症なんです…という女性は、〝Y〟に会いましょう!(笑)

2022年6月18日

というか…、不感症って…、悩む必要、全然ないかも…。

ある女性と会うことになったんだ。SMに興味があるけれど未体験。ぜひボンデージを経験してみたいということで、メールのやりとりをして〝Y〟と会うことになったんだ。でも、彼女、一つだけハードルがあるって言うんだ。

「私、不感症なんです。クリでイクことはできるのですが、中イキは経験したことがなくて…。だから〝Y〟さんとプレイしても〝Y〟さんは楽しくないんじゃないかと…」

そんなことないよ。クリでイケれば、それを眺めているだけでも〝Y〟は楽しいし。

「クリも1度しかイケないんです」

いいよ。1度でも。それよりも、M女性として革で拘束されて責めを受ける、その快楽を知ってもらえれば…。

それと…、これ、重要なんだけど、不感症って、実はよほどの肉体的な問題がない限り、ちょっとしたことで治ることも。

って、何でこんなことを言うかといえば、〝Y〟はご存じのようにドライオーガズムを8年間、一生懸命訓練したのに経験できずに悶々としていたよね。ところが、数年前に大阪の「マル秘堂」さんで、あっけなく、いとも簡単に、いきなり体験。それで、思い知ったことがあるんだ。

もしかして、同じじゃないかって。

つまり…、

ドライオーガズムは男性が射精せずに女性のようにイキ続ける現象。女性のオーガズムと良く似てるっていわれるし、実は同じだという説がかなり強くなってきている。

ただ、女性のオーガズム、よく言われることだけど、大きく分ければ2つあって、一つはクリイキ。そして中イキ。

で、男に例えれば、クリイキは男性の射精。つまりペニスの刺激でのオーガズム。もともと快感を生じる器官だから刺激すれば誰でも心地良くなれる。

で、女性の中イキこそが実は男性のドライオーガズムじゃないかと思うんだ。もちろん、異論は沢山あると思うよ。一つの考え方だと思って聞いてね。

女性の中イキ、これは単純に性器の刺激で気持ち良くなるというわけではないようなんだ。つまり膣そのものにはクリトリスのような快感を簡単に得る器官はないそうなんだ(ポルチオとかGスポットはあるけれど、いずれも最初から快感を感じるというわけではなさそう)。

じゃ、中イキっていうのは何?というと、これはむしろ「気持ち」、「精神」の問題で、リラックスして、しかも性的な欲望が高まることにより、やがて、脳内から信号が出て、全身の快楽を感じるように指令が出る、これが中イキ(という一つの説)。そう、男性のドライオーガズムと似ているよね。精神の部分で快楽をどんどん増幅することによって、最終的に肉体が反応し、頭が真っ白になるくらい、あるいは、自分が天国にいるんじゃないかと思うくらいの全身の快楽が持続する…ということ。

だから、多くの男性が「ドライがまだ経験できないんだ!」と悩むのは女性が「中イキができなくて…」というのと同じなんじゃないかって。

逆に言えば、中イキができない女性には、〝Y〟がドライを達成したときと同じ事をしてあげればいいことになるよね。

つまり、

こちらからは性的な刺激を続ける一方で、相手には「リラックスして、イケないという否定的な気持ちを捨て、気持ちを高めてもらうこと」

これにつきるのでは?

そこで、お会いするにあたって、彼女に一つお願いをしたんだ。

「絶対に演技(感じるふり)はしないでくださいね」

そして、いよいよ待ち合わせ。

会った瞬間に〝Y〟は驚いた。だって、「壇密」さんに似ている美女なんだもん。これなら相当モテるでしょ!聞いてみたら、確かに、今までの40年の人生で男性に不自由したことはないんだって。やっぱり~~~。〝Y〟はこんなに不自由しているのにぃ(ウソウソ)。人生不公平だ!(^^;)

でも、そんな華やかな私生活とは裏腹に、彼女の不感症への悩みは深いみたい。

さっそくアルファインに向かい、プレイに。

彼女には革の拘束衣、アイマスク、ボールギャグを着けさせ、そして、十字架に磔に。

アイマスクはとても重要。これをつけることで、一気に非日常に自分が落としこまれるし、全身の感覚も鋭敏になる…。男性のドライもアイマスクは効果的だよね。「マル秘堂」さんで教わったこと。ほら、自分のドライの訓練がこんなところでも活きているでしょ?

さて、まずはローターでクリトリスなどを刺激し、両乳首にもローターを装着。さらに全身を羽根でタッチ。結構感じているようで、程なく絶頂を迎えちゃった。あっけない!うん、ちゃんと感じるじゃない。そこで彼女に「こんなに感じるんだから、君は絶対に不感症なんかじゃないよ!」と声をかけておいた。

で、普段だと、これでもう彼女は感じなくなると言うけれど、もちろん、Y〟は責めを止めないよ。

いつものエッチであれば、彼氏に「もう感じないから…」と言ってお終いになるところだろうけど、今回、彼女は四肢を拘束されてる。おまけに、「やめてください…」と訴えてもボールギャグからは「あええうああい…」と、意味不明な言葉が出てくるばかり。そう、SMプレイはこうした治療にはうってつけ!

さらに彼女をSMチェアに移し、ローターに加え、バイブも入れて刺激を続けていくと…、やがて2度目の絶頂を…。

ほら、ちゃんと2度目もいけるじゃないっ!

これだったら、絶対中イキもできるなぁと踏んで、それから4時間ほどかけて、いろんなプレイを試みてみた。

とにかく彼女をリラックスさせること。そして失っている自信を取り戻させること。それには「へなちょこS」の〝Y〟だけど、相当心をくだいたよ。

そして、今度は彼女に革の全頭マスクを被せ、ベッドへ。コンドームをつけた〝Y〟のペニスを挿入し、まず20分ほど正常位を楽しみ、それから次に彼女に騎乗位になってもらったら…。

急に彼女の喘ぎ声のトーンが変わった。息づかいが今までになく荒くなる。そして、

搾り出すような声で「ああ、イキます…」

おめでとう!!!

ついに彼女は中イキを達成。もちろん、彼女自身は初めての体験なので、「自分では中イキかどうかわかりません。でも、とにかく気持ち良くって、こんな快感は初めてです…」

中イキじゃなくてもかまわないよ。とにかく、今までのクリイキとは違う快感で、気持ちよかったのは確かなんだから…。

よくあるケースは「~なオーガズムじゃないと」。いえいえ、他と比較しちゃだめだよ。レディコミなどで表現されているオーガズムと全く同じ物を感じなきゃと思うとイケないし、また、自分が「絶対にイカないと!」と焦ると、またイケない。

それと、中イキを実際には体験しているのに、クリイキのイメージを想像しているものだから、イッていることに気付かないという女性もいるよ。クリイキと中イキ、実は別の快感なんだ。ちょうど男性がドライオーガズムを体験しているのに、射精の感覚に引きずられて、その快感に気付かないのと一緒。自分の感じている感覚に素直になること。

比較するなら「今までの自分の感じ方」との比較にしてね。

今回はまず環境を大きく変えて(SM専門ホテルのアルファインという環境も気分を高める意味で良かったかも)、いつもは自分がしないようなことを色々とされたことで、おそらく心のスイッチも切り替わったんじゃないかな。初めてのことだらけ。そうすると「比較」もしようがない。まっさらな状態の中でずっと刺激を受けていたら、一気にオーガズムが訪れた。男性だって、ずっと従来の射精にとらわれていると永遠にドライオーガズムは訪れない。「まっさら」になることが秘訣だよね。

女性への快楽責めが大好きな〝Y〟にとっては最高の瞬間だったなぁ。

このあと、もう一度十字架に磔にして責めたら、なんと透明なさらさらした液体がバイブを持つ〝Y〟の手に落ちてきた。あぁ、潮まで吹いちゃった!

というわけで、無事に不感症を克服した彼女。これからいっぱいセックスを楽しんで欲しいな。

きっと彼女と同じ悩みを持っている女性は多いと思う。だから、この話、決して〝Y〟の自慢じゃなく、そういう皆さんの参考になるといいなと思って書いたよ。

ぜひ試してみて!

もちろんこの記事を読んで、「私も〝Y〟さんと試してみたい!」という女性の方、いつでも歓迎だから横のメールフォームから〝Y〟に連絡してね。あなたのプライバシーは必ず守ります!(2020年現在、募集は停止しています)

ただし、えらそ~に色々書いちゃったけど、このブログを以前からご覧の方はご存じのように〝Y〟はSMに関して経験年数は長いけど、永遠に修行中(だって、ハードにはなりきれない優男だもん!)。この記事もベテランの方々から見ればツッコミ所満載だけど、その点はご勘弁を!


〝Y〟オススメのSM入門書!