〝ゆえ〟への電マ責めで気づいた、男性のドライオーガズムとの接点
懐かしいマルゴーの革具とともに
前々回(こちら)、電マプレイの楽しさを書いた。
奴隷の〝ゆえ〟、そのとき書いたように、あとで、こうメールで教えてくれた。
「電マのしびれる感覚で、すごく気持ち良いのにおまんこが痛くなる感覚、でも、膣の中は刺激を受けないから、どんどん疼いて仕方なくなっていきました。電マ責めは、気持ち良いのにすごく苦しい(快楽も呼吸も)です。
終わり静寂を迎えると、ぐったりしているのに膣が疼いて仕方ない身体に気づきました。
だから、はしたないと感じながらも、「おまんこにおちんぽ様を入れていただきたいです」とお願いしました。
おちんぽ様は、やはり、バイブとは比べられない、、本当に気持ちよくて。」
ツイッターでもつぶやいたけど、〝ゆえ〟のこの言葉を聞いて、かつて、〝やま〟がドライオーガズムの訓練のためにM性感を利用していた時の事を思い出したよ。
ベテランの方に「パンスト亀頭責め」をしてもらったんだ。
ご存じの方もいらっしゃると思うけど、パンストに沢山ローションをつけて、それで、勃起したペニスの亀頭部分を往復運動してしごくという、本来はM男性向けのテクニック。
これ、それまで体験したことのない、強烈な気持ち良さと、同時に、強烈な苦しさに襲われる。
射精したいけど絶対に射精できない!そして、痛いような独特の身体を貫くすさまじい快楽…。終わると、ぽっかりと穴が空いたような喪失感があり、射精したくてたまらなくなる。
そう。どうも、〝ゆえ〟の言葉を聞くと、それと近いんじゃないかって感じたよ。〝ゆえ〟の身体を激しくよじらせる姿を見ると、〝Y〟もそっくり同じように身体をよじらせて悶えたなぁ…と昔の記憶が蘇った。
もともと、解剖学的に見ると、亀頭は女性のクリトリスと一緒と言われているしね。
最近になって、科学は男性と女性、性器はかなり似た構造であるということを解き明かし始めた。いままで女性にはないと言われてきた前立腺も、同様の器官(スキーン腺)が実は存在することがわかってきたよね。
構造だけじゃない。実は快感においても、例えば、男性も女性の「中イキ」に相当する「ドライオーガズム」が存在することがわかってきている。
だとすると、〝ゆえ〟の苦しみ。わかる気がするなぁ…。
自分のパンスト亀頭責め体験をてらしあわせてみると、〝ゆえ〟が逃れようと体をよじらせ、泣き叫ぶのを見て「かわいそう」とは思わず「もっと楽しめ!」と、ますますサディスティックな気分になってしまう〝Y〟だよ。