新しい性感帯を思わぬ場所に見つける
ここがその上唇小帯の位置
このところ、外出がままならず、過去の出来事を色々と記している。今回もそう。
その日、プレイで何気なく〝ゆえ〟にキスをしていた〝Y〟。舌を絡め合ったあと、ふと、思い立ち、舌先を〝ゆえ〟の上の前歯の上に持って行った。すると、突然、〝ゆえ〟の体が激しく痙攣する。
ええ?どうしたの?
ビックリして唇を離す。
〝ゆえ〟もビックリした表情。
「ご、ご主人様、もしかしたら、〝ゆえ〟は今の場所、凄く感じるのかもしれません」
え?ほんとうに?いや、歯茎だよ。
再びキスをしてみる。そして〝Y〟が舌先を先ほどと同じ場所に持って行くと、〝ゆえ〟、再び体をまるで電気ショックでも受けたかのように大きく震わせる。
ああ、本当だ!
そう、新たな性感帯を発見してしまったんだ。
それも、かなり強烈な性感帯。
驚いたね。人体の不思議、こんな場所が!
正確に言えば、これは上の前歯と唇の間、その付け根。〝ゆえ〟が調べたところによると「上唇小帯」という場所らしい。
キスをするときに
新たな楽しみができた!
生まれて初めて聞く名前だよ。でも、誰しも、鏡の前で上唇をめくったことがあるでしょ。そのときに、その真ん中、付け根に帯のような突起があるのを目にしていると思う。あれなんだね。
そこが性感帯とは!
ただ、ピンポイントというよりは、その下にある歯の付け根あたりからすでに快感を持つらしい。
〝ゆえ〟の感想、
「自分の舌が短いのか、(自分で)刺激しても快感は全くありません。
でも、ご主人様の舌がニュルッと入り、この部分をまさぐって頂くと、ものすごい快感で腰が勝手にビクビクする程です。
最初、自分でも何で身体が反応するのか戸惑う程でした。
何回か同じようにご主人様に責めていただき、段々分かってきました。
感覚は、おまんこの膣口やGスポット辺りを舌でなぞられているのに近いです。
口の中が温かくなるような感じもあります。ご主人様の唾液が、キスよりもダイレクトに口の中に滴り落ちてくる感覚もあります。」
なぁるほど!そんな感覚なんだ。
それにしても、なぜあんな場所に、クリトリスやGスポットと同じような強い快楽ポイントがあるんだろう。
ネットで色々と調べてみたけど、参考になる記事は見つからなかった。いや、そもそも「上唇小帯」と「快感」というキーワードのAND検索では全くヒットしない。
ということは、これ、すごく珍しい事象なのかもしれない。
でも、もしかして、同じ位置に快楽スポットがあるという方も他にいるかもしれない。ぜひ、皆さんも一度試してみられると良いと思うよ。
だって、我々だって5年目にして知ったのだから。まぁ、もしかしたら、快楽の開発が進んだ結果、「上唇小帯」が性感帯として認識されるようになってきた…という可能性もあるけどね。
〝ゆえ〟、面白いことを言っていた。
「ご主人様にとっては、クンニをわざわざしなくても、口の中だけで擬似的にクンニ体験をさせることが出来るため、とても手軽な方法だと思いました」
なるほど!これは面白い発想だね。
〝ゆえ〟の快楽ポイントは色々あるけど、乳首をいじっているだけでも、猛烈な快感を味わっている。それに加えて、上唇小帯。もうこれは上半身だけでも、十分に快楽責めができるということだね!
いや、やっぱりクリもいじめたいし、Gスポットも…。ああ、手や舌がいくつあっても足りないや。(笑)