鞭への恐怖を克服し、逆に好きになってきた〝ゆえ〟
このように鞭打たれて「気持ち良い」と
言えるようになった〝ゆえ〟
コロナ禍、2度目の緊急事態宣言が出され、再びSMプレイが難しい日々に。
とはいえ、記事を書かないのも楽しみにして下さっている方に申し訳ない…。ということで、今まで書き貯めてきた過去の話をしばらく展開するね。
〝ゆえ〟、M性の豊かな優秀な奴隷だけれど、実は苦手な(&だった)モノもいくつかある。
その一つが鞭責め。
快楽責めが中心の〝Y〟。バイブを入れたり、ローターを当てながら鞭で打っている。使う鞭はバラ鞭。素材も比較的やわらかく、派手な音がする割には痛みは少ない…、はずなんだけど、実は鞭の痛みよりも、どうやら恐怖心が勝るらしい。
特に性器を直撃される(故意ではなくとも)のではないかという恐怖が常に頭をもたげてしまうようだ。
そんな奴隷だから、例えば厚めの革のスキャンティをはかせた状態だと比較的耐えられる。でも、それってつまらないなぁ…。
それでも鞭で打っている最中の叫び声はものすごい。本当にコワイのだなぁ…と実感。それをボディソニックとして聞く〝Y〟は大満足だけど…。
とはいえ、いつも怖がらせてばかりではなぁ…。どうにか鞭を怖がらないようにできないかなぁ…と、常に考えていたご主人様。
あ!そうか。快楽責め+性器を覆う安心感…といえば、
シナプスヴォーグだ!
そう、以前このブログでも触れたけど(こちらとこちらの記事)、電マのアタッチメント。太い突起が膣を貫き、細いドリル上の突起がアナルを犯す。その上、動物の舌のような形状をしたカバーがクリトリス周辺を覆い尽くして激しい振動を与えるという、史上最強ともいう人がいるくらいのアタッチメント。
これを装着すれば、性器周辺はガードされたとも言える。
うん、これで鞭打ちならば〝ゆえ〟も安心するんじゃないかな…っと、こんな簡単なことになぜ今まで気付かなかったのかなぁ…。
というわけで、ある日、奴隷の〝ゆえ〟、マングリ返しのポーズをとらされて、そして手足を拘束される。口にはボールギャグを。
ああ、あられもない姿だなぁ…。
そして、あそこにしっかりとシナプスヴォーグを挿入されて固定。
電マのスイッチを入れるとすぐにあえぎ始める〝ゆえ〟。
やがてボールギャグ越しに「ア゛ー!」と絶叫。
容赦せずに電マの強弱ボリュームを上げていく。
体が痙攣し始めた頃を見計らって、鞭を大腿部からゆっくりとおろし始める。
バシっと音をたてて鞭が決まる。見る見る間に〝ゆえ〟の大腿部は筋状に赤く染まってくる。
「ウグァー!」と何度も叫ぶのだけれど、今回は表情を見ていても恐怖の表情ではなく快楽の表情。うん、うまくいったぞ!
奴隷はついに鞭の恐怖を克服して、今は快楽地獄をさまよっている。
15分ほどの責めだった。
〝ゆえ〟の拘束を解き、そして、口枷を外す。
哀れ〝ゆえ〟は目を見ひらいたまま意識が飛んでいるようで、左右の目の焦点が合わず口を開いたまま。まるで死体のように転がっている。
しばらくして、大きく息をして、こちらの世界に戻ってきた。
「〝ゆえ〟、どうだった?」
「ご主人様、鞭が、鞭が気持ち良いなんて!初めてそう感じたんです。ひゅんと鞭が飛ぶ度に空気が動き、それが熱で火照った体に冷たくて、とっても気持ち良いんです。こんな気持ちになれるなんて!」
ほぉ!これは想像以上の成果だよ。凄いぞ!ついに恐怖から解放されるなんて。
そしてそのあとに送ってくれたメールの最後にも、
「それから鞭が本当に、火照る身体に爽やかな扇風機といった風情で、痛いですが気持ち良いという感覚で、鞭、気持ち良い!と感じました。
もっとしていただきたいと思ったのは、初めてかも知れません」
と書かれていた。よほど気に入ってくれたみたいだ!
「でもご主人様。シナプスヴォーグ、すごくすごく気持ちよくて、これで、もしもズボズボと抜き差しされたらもっと凄いのではないかと…」
ああ、奴隷の快楽への欲深さときたら…。ズボズボなんてしなくても意識を失っていたくせに…。
とはいえ、この一言でさらに嬉しくなってしまったご主人様だよ。(^^)