〝ゆえ〟の小窓~22 ヒールの高さとS心
M女であっても〝ゆえ〟にピンヒールの
ニーハイブーツはよく似合う
愛奴〝ゆえ〟のモノローグ。今回はピンヒールのニーハイ(サイハイ)ブーツを着用した時の気持ちについて。
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【ヒールの高さもおしゃれの一部】と捉えるのは、〝ゆえ〟だけでは無いと思います。
小さい頃、玄関でこっそり、大人が持っているハイヒールを取り出しては、ブカブカなのに足を入れてドキドキした記憶……
カツカツと音を立てて歩く姿が、格好良く見えたり、靴全体のスタイリッシュなデザインに惚れ惚れしたり。
でも大人になり、高さが10cmを越えてくるヒールの靴を日常的に履くのは、かなりしんどい…という現実にぶち当たりました。
電車や車での移動中は、靴を脱いで足を伸ばしたくなります。
お行儀の悪い考えですね…。
〝ゆえ〟がハイヒールに慣れていない事を汲んでくださり、ご主人様からは【日常的にハイヒールを履け!】といったご命令はありません。
スニーカーを履いている時でさえ、何もないところで転んでしまう〝ゆえ〟は、ホッとしております。
さて、そんな〝ゆえ〟がピンヒールのブーツを履くことになりました。
ご主人様のコレクションで既にあったそうです。
伺うとウン十年前から持っていたそうで……あら?忘れていらしたのかしら?
失礼しました…
ご主人様は、〝ゆえ〟の足のサイズを考慮して控えていたそうです。
ま……そういうことにしましょう。
大きい場合は、あまり問題ないのですよ…多分。
早速履きますと、ご主人様よりも少しですが背が高くなりました。
見下ろす感じが何だかえらそう……にやり。
と、感じた〝ゆえ〟は調子に乗り、ご主人様の許可も得ず、ソファーに座って足を組んでみました。
それからニマニマしながら、『足枷をはめていないじゃない?着けてもらえるのかしら?』と、ご主人様に言ってみました。
ついつい調子に乗ってしまった〝ゆえ〟
この後きびしい罰が待っているのに…(^^)
勇気が出せたのは、ヒールが高いから。きっとそうです。
女王様を演じてみるのも楽いかも~と思ったとき、
奴隷の一連の行動をご覧になられていたご主人様の瞳孔が【カッ】と開きました。
あわわ。
〝ゆえ〟は背筋が冷たくなりましたが、ご主人様は、〝ゆえ〟のお遊びに乗ってくださいました。
なんと、〝ゆえ〟の組んで伸ばした足元に膝をついて、足枷を嵌めてくださいました。
カチャカチャと装着してくださるご主人様の手元を、じい~っと見つめていると、
もしかして、Sの方はこんな風にMを見ているのかも…
Mを愛おしいと感じるのは、案外、些細なところにも潜んでいるのかも。と感じました。
ご主人様に対してえらそうな態度をとった〝ゆえ〟は、、、
その後、みっちりぎっちり、逆さ釣りの責めを受けました。
おしまい。
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はい、その通り!!
小生意気な奴隷には罰が必要とばかり、その後しっかりと逆さ吊りで責めまくったご主人様。
楽しかったなぁ…。(^^)