奴隷のオナニーを鑑賞する楽しみ

〝Y〟にとっては大好きなプレイである
奴隷への強制オナニー
SMの楽しみ方は本当に色々。まさに十人十色。だからある人の好みは別の人には理解できなかったりということもある。でも、それでいいと思う。それぞれのSMがあっていいんじゃないかな。
〝Y〟の場合、SMプレイの基本、つまり、毎回の調教でほぼ必ず行ってきたのは、女性に拘束具を装着し、そして、無理矢理快楽に落とし込んでいくこと。中でも本人の意思に反して、快楽を強制させるということは格別の魅力を持つ。さらにそれを冷静にそばで眺めるのも。
そうなると、いわゆる「強制オナニー」はぴったり!
これ、本当に好きなんだ。
何度繰り返しても飽きがこない。
一つには、同じ女性でも、毎回イキ方が少しずつ違うということがある。そして、その女性を拘束する道具も少しずつ違っていけば、双方の組み合わせで毎回新鮮に楽しめることになる。
〝ゆえ〟が奴隷になってくれてからも、本当に何度、〝ゆえ〟にオナニーさせたことか。
ホテルでの調教で、最初に革の拘束具をつけさせる。そして、椅子に座らせてローターを与える。
「さぁ、今からオナニーしてみせなさい」
静かに頷く〝ゆえ〟。
全顔枷で頭部を拘束された〝ゆえ〟。口にはボールギャグが嵌められているから、言葉でのコミュニケーションはご主人様からの一方通行。
そんな中で、まずニーハイブーツを履いた足を大きく開かせ、ご主人様に陰部をさらけ出す。
そして、手枷をつけられて不自由な動きの手にローターを持たせる。
そしてゆっくりとローターを陰部に当てさせていく。
劇場でこれからお芝居が始まるようなワクワク感を持つ〝Y〟。
最初に〝ゆえ〟が「うっ」と嗚咽をもらしたら、「快楽劇場」の幕が開いた瞬間。
そこから、数分の間にどんどん快楽の深い淵に落ちていく。
快楽調教をずっと受けてきた〝ゆえ〟、本当に面白いくらいにすぐにイッてしまう。
全身を突っ張らせ、呼吸が止まる。これは本当に何度見ても愉しい。
そして、しばらくの静寂のあと、深く息を吐き出し、また呼吸を始める。
ボールギャグ越しに「いいあいあ、おういんああ(イキました。ご主人様)」と一言。
もちろん、これで終わりじゃない。
「続けろ」、と〝Y〟。
そこからは次の波に襲われるのはもっと早い。
そして、絶頂を何度も何度も繰り返させる。
すでに、ボールギャグを嵌められた口からの涎は床に溜まり、まるで小さな池ができたかのよう。そして、小さな水溜まりがもう一つ。座っているプラスチックの椅子の座面にも…。こちらはもちろん愛液。2カ所からの洪水を眺めるのもまた愉しい。
さすがに辛くなってきたのか、ローターを持った手の動きが鈍くなってくる。
そこで快楽の火が小さくなるのは悔しい。
今度はご主人様が手伝う番。
〝ゆえ〟の乳首に指先を当てる。瞬間、
「ぅあああああ~」
とすさまじい悲鳴が部屋を満たす。
そう、快楽で敏感になった乳首がいきなりの刺激に、いままでにない大きな大きなオーガズムの波に呑まれる。
ついに座ることさえ難しくなった〝ゆえ〟。上半身がそのまま横に倒れ込みそうになる。
それでも、刺激を止めない〝Y〟。
数十秒も続く大きな呼吸停止に見舞われる。
長い静寂。先ほどまでの悲鳴とのコントラストが印象的。
やがて、ゆっくり、大きく、呼吸を始める。だが、もう意識は薄れているようで、こちらの呼びかけにもほとんど無反応。
肩に手を回し、ゆっくりと立たせて、ほとんど抱きかかえるようにベッドに移し、横にさせる。
よく頑張った〝ゆえ〟。
ここまで30分と経っていないけど、もうこれだけでも、相当に楽しんだご主人様。
さて、15分くらい休憩させたら、いよいよ、本格的な責めに移ろう…。
そう、いまのはほんの幕開け。つまり、料理のコースで言えば前菜だからね!