不思議で感動的な体験をした〝ゆえ〟とのセックス
〝ゆえ〟はいつものように意識が飛ぶ。
そして、その後、〝Y〟も……
快楽責めを中心にしている〝ゆえ〟と〝Y〟のSMプレイ。
やっぱり最後は挿入してセックスとなる。
そこでの快楽、数年かけて〝ゆえ〟はどんどん深くなっていて、今では意識が飛んでしまうのは当たり前。それどころか、もっと非日常的なレベルでの不思議な出来事も何度か体験しているんだ。それについては、近く書くけれど、今日は〝Y〟自身が最近体験したことを書いてみるね。
その日、ちょっと豪華なホテルに滞在したんだ。部屋の内装も素敵で、ちょっとした中庭のようなスペースもあり、そちらで〝ゆえ〟に半屋外のオナニーをさせてみたり、部屋ではおしゃれな部屋の内装を楽しみながら鞭の連打や、開口具を使ったフェラなど、色々と楽しい責めもできて、ご主人様である〝Y〟は興奮がマックスに。
そして、最後にいつものように正常位で挿入。〝ゆえ〟の興奮もマックスに達していたらしく、しばらくして二人とも果てて、〝ゆえ〟はいつものように意識が飛んで、気を失ったような状態になった。
〝Y〟もこの日は珍しく射精直後に気を失う。やがて、意識が戻ってきたその瞬間、〝Y〟はおかしな事に気付いちゃったんだ。
あれ、俺の体が無いぞ!
いや、そんなハズはないけど……。
でも、体が溶けて無くなってしまったような感覚に囚われたんだ。
これに似た体験は以前もある。でも、この日はそれだけではなかった。
やがて気がつくと、自分が、いつのまにか〝ゆえ〟と一緒になって一つに溶けているのがわかった。
そう、自分は〝Y〟でもあり〝ゆえ〟でもある。
二人の体が?いや、精神……。いやいや、もっと言えば、もし存在するとするならば「魂」が一体化している。
うそ!?
いやいや、〝Y〟は現代社会に生きる科学的な思考を持った人間なので、それはちょっと……。
そして部屋をゆっくりと見渡してみると、ちゃんと部屋は隅々まで見える。でも、自分が物理的に首を回して部屋を見ている感覚はない。この感覚は独特。
時間にして数分だったかな。
自分が呼吸をしていないことに気付いて、ゆっくりと息を吸い始めると、徐々に自分本来の懐かしい肉体に自分が戻ってきている実感があったんだ。
一体何だったんだろう?理屈では説明できない。自分の今まで知っている科学的な常識でも説明できない。
でも、夢や幻ではなく、意識はしっかりとしていたし、現実世界の実感もちゃんと伴っていたんだよ。記憶もしっかりしている。
この日は、というか、プレイの時はいつもお酒なんて飲んでいないし、もともとタバコも吸わないし、日頃飲んでいるサプリなどもない。だから、全く外部的な要因はないと思うんだ。
ただ、そのときの感覚、とてつもなく幸せな感覚に満たされていたのは確か。
〝ゆえ〟と二人の体が、あるいは、それこそ「魂」が溶け合うなんて、なんだかとっても感動的な体験だった。
こういう体験があるから、セックスって面白いと思うし、奥深いよ。
そしていつも思うんだけど、セックスって、実は真面目に追求していくと、こうしてどんどん深まって、不思議な事も起きるんじゃないかと思うんだ。
そして、秘め事とはいうけど、そこで体験したこと、得たことは、同じ事を志す色々な人と情報交換していくと、さらに深めていけるのではないかと。
そう、セックスはとっても真面目に話し合うべきテーマではないかと思うんだよ。
〝Y〟の場合、それに賛同して一緒に追求してくれる愛奴〝ゆえ〟がいるから幸せなのだと、しみじみ思うなぁ。
皆さんも、そんな素敵な相手に恵まれたらぜひぜひ。セックスを真面目に深く追求していくと、人生の見方が変わるかもしれないよ。
そして、できたらその体験を〝Y〟や〝ゆえ〟にもシェアしてくださると嬉しいな。