「今日は1日中つながっていろ!」という命令でリード(手綱)の新たな楽しみを知る
タイトルにある命令、実は数年前、〝Y〟の誕生日の命令で初めて〝ゆえ〟に下したもの。
つながるってどういうこと?
もしかして一日中挿入ってこと?
ふふふ、若い頃の〝Y〟だったらそれも可能だったかもしれないけど、もうそれなりのお年頃なので、さすがに、それはキツイかも。
というわけで、この「つながる」というのは、おちんぽ様でななく身体のどこかが……ってこと。
〝ゆえ〟はご主人様の調教を受けるときにはほぼ100%、革の首輪と手足枷を装着されている。
「おい、俺から離れるなよ」
という命令は普段でもあるけれど、一日中繋がっているということになると、結構大変なのはもちろん。
だって、物理的にどうつなげるの?
〝Y〟と〝ゆえ〟の場合2つの方法があるんだ。
一つは〝Y〟の片手にも手枷をして、それを〝ゆえ〟の手枷とつなげてしまう。これは相当な密着度になるし、お互いの動きが制限されてしまう。お互いに好きな相手と密着状態が楽しめる。これはSMを離れても楽しいし、嬉しい。
ただ、さすがに1日中そうしたままというのは、実際に調教やセックスに入ったときなどには結構つらい。そこで、もう一つの方法を平行して使う。
そう、首輪につなげたリード(手綱)。それを〝Y〟が一日中離さないと言うこと。1mくらいの距離に離れることはあるけれど、一応、繋がった状態は維持できる。
途中で〝ゆえ〟がトイレに行きたくなったらリードを引いて連れて行く。そして、〝ゆえ〟がトイレしている最中もずっとリードを持ったまま〝ゆえ〟のトイレをそばで眺める。
この奴隷への「支配感」がたまらない!
「ご主人様、恥ずかしいですぅ!」
と〝ゆえ〟が叫んでも気にせずにそのまま。
「ああ、出ちゃいます!見ないで下さい!」
と懇願する姿を冷たい表情で見下ろす時間の楽しさ。
〝ゆえ〟が水を飲むときもリードは引いたまま。
〝ゆえ〟が眠っているときにもリードを持ったまま。
こうして1日中繋がっている二人。
そして、これはセックスで意外な効果があるんだ。
おちんぽ様をあそこにくわえ込んだ〝ゆえ〟、騎乗位となる。
騎乗位、S女性が行うものと信じている方もいらっしゃるようだけど、実際にはM女性を騎乗位させて、それを下から冷静に眺めて楽しむというのはまた堪えられないS男性の楽しみ。
こちらは身体も動かさず、冷静に見ているだけなのに、目の前でどんどん快楽の渦に飲み込まれていく〝ゆえ〟。
やがて、何度も絶頂を迎え、もはや上半身を立てておくことが難しくなり、上半身も後ろに倒れ込む……。
そこで活躍するのがリード!
そう、後ろに倒れ込みそうになればすかさずリードを引っ張る。
すると、奴隷も我に返って、再び騎乗位を立て直すというわけ(注:首という非常にデリケートな場所を使うので、安全には十分に気をつけてね!〝Y〟も、そのあたり、実際のプレイではちゃんと手加減はしているから)。
この日、〝ゆえ〟に何度もそれを繰り返し、やがて〝ゆえ〟の体力が限界になるのを見届けて、騎乗位を終了。その後は後背位。正常位となり、ご主人様の〝Y〟も果てる。
終わったあと、〝ゆえ〟が言う。
「ご主人様が騎乗位のときに、倒れそうになる〝ゆえ〟をリードを引っ張って下さるの、嬉しくて大好きです。そして気持ちいいです!」
なぁんと繋がっているという楽しみだけでなく、そんなところにも快楽を見いだしてしまうとは!やっぱり優秀な奴隷だよね、〝ゆえ〟は。
リードで引っ張るというのはご主人様の支配欲を満足させるだけじゃなかったんだ。奴隷もまた自分自身が支配されているという感覚を楽しんで快楽に繋がるんだね。
SMという不思議な世界。
色々な事が精神的な、そして肉体的な満足感をもたらしてくれる。
そして、改めて〝ゆえ〟のM性を誇らしく、嬉しく思ったよ。