ラバーファンに強い味方~kurage(クラゲ)さん

2022年6月18日


修理してもらったスーツでポーズの二人

ラバー(ラテックス)のキャットスーツ、〝Y〟と〝ゆえ〟はドイツのFantastic Rubberを愛用している。オーダーで頼み、身体にぴったりと密着する素敵なキャットスーツ。以前、こちらに詳しく書いたよね。

ただ、非常に薄い材質であり、いままで数度、穴が空くなどして修理している。最初の修理はドイツの製造元に。これ、間違いない方法だけど、送料はものすごくかかってしまう。送料だけで1万円近くかかってしまうので、あまりおすすめできない。

で、相手のメーカーの方も気の毒に思ったのか、修理の方法をメールで教えてくれたんだ。さいわい、ラバー用の接着剤は国内ではAlt-fetish.com さんなどで販売しているので、それを使って2度ほどチャレンジしてみたよ。どうにかくっついたけれど、どうも、強度の点では、なかなか修理のコツがつかめない。そうこうしているうちに、自分で修理した場所、はがれてきちゃった。

困った!

と、ネット検索したら、なんと東京にもラバーのキャットスーツを修理してくれるところがあるんだね!

池袋にある「Kurage(クラゲ)」さん。

このショップ、有名だよね。とってもファッショナブルなラバーの輸入をしたり、スーツなどを作ったりするところだ。

でも、修理を結構大々的にうたっていらっしゃるのは今まで気づかなかった!


KurageさんのHP

すぐに電話してみると、〝Y〟のスーツような小さな穴であれば、修理はできるという話。1週間程度みておけば大丈夫とのこと。

そこで或る日、スーツを直接お店に持って行ったんだ。

お店は池袋の駅からほど近い。駅から地下道を通って「C1」出口から出れば、もう徒歩2~3分の距離。便利な場所にあるよ。

住宅街の一角、マンションの1F。おしゃれな外装のお店に入ってみると、ちょうど、女性が接客中。ほぉ、こうしてラバーマニアの方が日常的に来ているんだね。

やがて、その先客さんが帰り、自分のスーツを取り出し、説明をしたら…。奥から男性が出てきて一緒に穴を見る。2カ所。

「大丈夫です。修理できますよ」

助かる!

「おいくらですか?」

「一カ所につき500円いただきます」

え?そんなに安いの?と驚いちゃった。これ、とても良心的だよね。

時間は?と尋ねると、これも驚き。

「この程度の穴でしたら、30分みていただければ。すぐに取りかかれますよ」

本当????これはうれしいじゃない!

というわけで、いったんお店を出て近所の喫茶店で読書して、30分後お店に戻ったら…。

こんな風に綺麗に修理してくださった!

修理された二カ所、おお、美しい!

さらに「もう1カ所、少し危なそうなところがあったのでそこも手当しておきました。そちらの料金はいりません。」

なんとなんと、もう、あまりにも素敵な対応に驚いてしまったよ。

たまたまこの日はお店の方で忙しい仕事が立て込んでいなかったのかもしれない。そうだとしたらラッキーだったこともあるのだろうけど、これは、ラバーファンにとっては心強い味方だね!

ラバーのキャットスーツ、オーダーで作るとそれなりに値段はする。でも、革と違い、やがては劣化するもの。でも、こうして、身近に修理してくださるショップがあれば、少しでも長く使う事ができる。本当にありがたいね!

もちろん、大きく裂けたりしたら、大変だけど、〝Y〟のように小さな穴などで悩む方は、ぜひ「Kurage」さんを利用してみては?

「Kurage」さんで、今度は他の商品も購入してみたいね。

<参考>
KurageさんのメインHP
http://kurage.tokyo/
Kurageさんのオンラインショップページ
http://kurage-webshop.com/