ラバーキャットスーツ+陸上空気呼吸器という、「超」トータルエンクロージャーの世界~4
二人とも全身ラバーで陸上空気呼吸器を
これは世界的にみても「超」貴重な
ま、「酔狂」の極みですな……
このところ、シリーズでお送りしている、陸上空気呼吸器を用いたラバーの楽しみ方(こちらが1回目、2回目、3回目)。その最終回。元々自分自身の備忘録として書いた記録。同じ経験をしてみたいと思われる方もいらっしゃると思い、公開したんだ。こんなことをしてみたいと思われたら参考にしてみてね。
<<空気の充てん>>
ボンベへの空気充填はね、スキューバダイビング人気が広まったおかげもあって、あちこちに充填サービスをしてくれる所がある。でもね、必ず自分の持っているボンベの圧でやってくれるかどうかを事前に確かめてね。また、陸上空気呼吸器用のボンベはスキューバ用とはネジなどの規格が違うので、その点も対応できるかどうかを確かめてね。場合によってはアダプターを自分で買って、取り付ける必要があるんだ。
で、〝Y〟はいつもボンベを持ち込んで充填してもらっているし、それが早いんだけど、中には宅配便で受け付けてくれるところがある。前回書いたように、そのときには空気ボンベ配送が可能な宅配業者さんを選んでね。
あと、例えば住んでいることろの近所にそういうショップがあれば、1本からでも集荷と配達をしてくれるところもあるから、そうなれば宅配料金もかからずに便利。1本1500円前後でエアチャージしてくれるところが多いよ。
いずれにしても、ネットで近所の充填所を調べた上で、連絡してみよう。
<<呼吸器のタイプ>>
自分で新品の呼吸器を買えるというお金持ちの人は少ないと思うけど、そういう恵まれた人はカタログを見て迷うかも。結構いろんな種類が出ているんだ。そこで、ちょっとだけ機種を選ぶ場合のポイントを説明するね。
まず、「陽圧(プレッシャーデマンド)」か「陰圧(デマンド)」かということ。陽圧は値段的には高い。これはね、呼吸をしなくても、常にマスクに一定の空気を供給してマスク内の圧力が外部よりも高くなるようにしてあるんだ。そのことで火事の現場などで外の煙がマスク内に進入しないようにしている。さらに、呼吸もしやすいというメリットが。逆にいえば、フェチで着用するにはむしろ呼吸が少し困難なくらいが好き!という好事家も多いだろうから、陽圧にこだわる必要はないと思うよ。もちろん陽圧のタイプはスイッチで「陰圧」と切り替えられるから、陰圧の呼吸感も味わえる。要はどこまでお金を出せるかだよね。
さらに、レギュレーターをマスクの口の部分に直接取り付ける形か、そうでない形かがあるんだ。レギュレーターをマスクに取り付ける形のメリットはボンベの高圧空気を直接口元まで空気を送るので全体の重さが軽くなること。スキューバの機材を想像してもらうといいんだ。で、レギュレーター部が別で胸の部分に取り付ける形だと、一旦、高圧空気を途中のレギュレーターで中圧に変換しなきゃいけない。どうしてもそこが重くなりがち。そりゃ軽い方がいいよね。でもね、直接口に来るタイプもデメリットがあって、スキューバと同じでホースがかなり細くて堅いんだ。高圧空気用のホースだからね。つまり視覚的にインパクトが欠ける(中圧用の蛇腹の太いホースが好きという人、多いはず)上に、首回りの動きが制限されてしまう。そういう意味では、重いけど、レギュレーターが別だといいよね。
オークションサイトでは頻繁に
<<面体(マスク)>>
ファッションだけなら、あのカッコイイ、マスク(面体って専門用語があるんだ)だけ購入するという手もあるよ。面体だけらなら楽天などのネットショップの新品で1万円~3万円くらいで手に入るし、中古のオークションだったら、もっと安い。〝Y〟も、知り合いから空気呼吸器を譲ってもらうまでは面体だけを中古ショップで買って相手に着けさせて使っていたし。
カッコイイよね。特にドレーゲルやシゲマツ(エアーウォーター防災製造)の面体。ホントにしびれるよ。特に目力のある綺麗な女性が被っていると…。女性に初めてかぶせたときはホントに感動したもんね。しかもね、実はあの面体、今までは女性が被る事って実際の世の中では滅多になかったんだ。だって、日本ではそもそも消防士に女性が少なかったでしょ。しかも、火事の危険な場所に突入する、陸上空気呼吸器を身につけるシチュエーションではなおさら。最近になってようやくそうした危険な任務に女性が就くことが認められたのがニュースになったから、これからは頻繁に目にすることが出来るかもしれないけどね。
そういえば、以前、テレビで女性消防士のドラマがあって、何度か主人公の女性が面体を付けているシーンが。あれは感動したなぁ…。確か「火消し屋小町」だっけ…。池脇千鶴だった。別のテレビ局が制作した、ともさかりえ版もあるんだって。あ、これは余談。
それと、面体を手に入れる際の注意。あとで同じメーカーの陸上呼吸器の調整器(レギュレーター)を買ったという時に、使えないこともあるからその点は注意してね。同じメーカーの同じデザインの面体であっても、調整器にはそれぞれに合う面体があって、中の機構が微妙に違ったりするから。
また、面体は陸上呼吸器のパーツでも比較的寿命は短いと言うことになっていて、メーカーでは3~5年で交換を推奨しているみたい。実際、オークションの出品を見ても、面体に関してはよれていたり、何よりガラス部分に傷が入っているものも多いよね。
それと、顔にピッタリと密着する面体を付けると、本当にホースの先から空気が供給されるだけ。もしも、何か不都合があって、それが途絶したら…。そう、怖いよね。だから、パートナーを拘束して、こうした呼吸に関する遊びをするというのはホントに安全優先でね。万が一を考えて、すぐに本人の意志で拘束が解けるなり、自分でマスクを外せるくらいのゆるい拘束にするなり、万全の安全策をとってね。命に関わるから。大切な奴隷のために。何かあっても〝Y〟は責任とれないから。お願いだよ。
というわけで、ラバーのトータルエンクロージャーにもうひとつの楽しみ、陸上空気呼吸器。4回シリーズもこれにて終了。くれぐれも「安全に」楽しんでね!
ところで、これほど〝Y〟が心惹かれる空気呼吸器。同じような嗜好の持ち主はいるんだろうか?少なくともかつて〝Y〟がよく覗いていたブログ「LOVE X LOVE RUBBER」の「ラバ丸さん」は以前、ご自身が陸上呼吸器を身につける体験動画をアップしたくらいだから、同じ嗜好の持ち主。やっぱり隠れた同好の士はいると思うんだな。そうなるとフェティッシュショップなどでも扱ってくれてもいいのに…。みんなが声を上げればそういう時代も来るかな…と、ついつい思ってしまう。
さて、今回まで4回に渡り、陸上空気呼吸器の話をしたけれど、1回目の冒頭に話した通り、ずいぶん昔、〝Y〟は自分自身とそして、当時パートナーだった〝なみ〟にも全身ラバーに陸上呼吸器をつけ、セックスをしたことがある。
そう、二人ともトータルエンクロージャーで、そして、その中で果てる。この記事の冒頭の写真がそのときのもの。
これはさすがに興奮したし、おそらく世界中広くても、同じ事をした人って、そうそういないんじゃないかな。人類の歴史上初めての偉業かもしれない。(笑)
ただね、何キロもあるボンベを背負っての正常位、これは辛かった!(爆)
ボンベは背負わずに横に置いてセックスした方がいいよ。
同じ事をするのなら、これは絶対に水の中がボンベの重さを感じずに、楽でいいよね。ウェットスーツにスキューバでのセックス。こちらは、実際に体験している人もいるだろうし、そうしたテーマのAVもある。
いずれにしても、閉ざされた世界でのセックスは、独特の癒やしを感じる、特別なものだと感じたよ。だから、もし、読者の方で興味のある人がいれば、ぜひチャレンジしてみる価値はあると思うなぁ。
追記:
〝Y〟が実際に陸上空気呼吸器に関して調べてみようと思ったきっかけは「東京ボンベーズ」というブログ。〝Y〟のサイトと違ってとても健全なサイトだよ。運営者の高気圧オヤジさんは実際にいくつもの空気呼吸器を所有。その記事を見て、個人で所有しても大丈夫そうと踏んだのが事のはじまりだった。改めて高気圧オヤジさんに感謝。御礼のメールを書きたいくらいだけど、こういう18禁のサイトからメールが来るとビックリされるかもしれないし、ご迷惑かなと思って遠慮している。(笑)密かにつぶやくね。「高気圧オヤジさん、ありがとう。」
注意:
ここに書いた事はすべて自己責任でお願い。〝Y〟は責任とれません。それと、エアチャージやタンクの点検、入手など、どのお店がいいかも問い合わせにはお答えできないのであしからず…。ネットで簡単に調べられるので、ご自分で調べてね。お願い!
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