ソフトなプレイのはずがハードになってしまうことがある…。
一見ソフトなプレイに見えるボールギャグ
着用の放置も長時間となるとかなりハードに
手足枷や胴枷などをつけて座らせた奴隷にボールギャグをかませる。そのまましばらく放置する。
どうってことのない一種の放置プレイ。
ムチやロウソクが登場するわけでもない。おまけに大人のオモチャも使わない。
一見、ごくごくソフトなプレイ…、のはず。
しばらくするとヨダレがたれ始める。やがて、奴隷の膝の上や床に涎の池ができはじめる。
そして、10分を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなる。
しきりと、つばを飲み込もうとする奴隷。そして、体を揺らすことが増える。
やがて、奴隷の様子を見て、そろそろ限界かな…と見極めて、ボールギャグを外す。
咳き込む奴隷。
やがて、口を開く。
「ご主人様、外していただいてありがとうございます。本当にきつかったです…」
と、これはあくまで以前の体験を組み合わせて想像で書いたのだけど、実際にこんな展開もあるんじゃないかな…。
つまり、ボールギャグだけ…というのは、さほど辛くない責めのように思えるけど、実は長時間の着用は相当にきつい。
まず、アゴを大きく開けたままというのは、通常の状態ではないため、長時間行うと、かなり口が疲れるし、悪くすると顎関節症につながる場合もある。
さらに、このまま開けていたら、アゴが外れてしまって、そして元に戻らなかったらどうしようという恐怖心がもたげてくることも。それが始まると、どんどん、自分自身の精神が恐怖に満たされ始めてしまい、一種のパニックになる場合がある。
さらに、舌がうまく動かせないこともあり、一部の人を除いて、嚥下が阻害される。すると、ノドの奥を唾液で湿らせることが出来ないので、乾いてくる。それを放って置くと、やがて、痛みに変わることも。これはつらい。
すると、本来ソフトだったはずのボールギャグ責めというプレイが、突然、自分自身の生命活動に大きな支障が出るのではないかと不安に思うような、かなりハードなプレイに転じてしまうんだ。
そのことを責め手であるSはちゃんとわかっていなければいけないと思う。
そう、ソフトプレイだから…と、安心しきってはいけないということ。
あらゆるソフトプレイは、やり方を変えれば、超ハードなプレイになり、奴隷の体や精神に、もしかしたら修復不能なダメージを与えることがあるということを知っておくことは大切だと思うよ。
〝ゆえ〟とのプレイも4年目に入った。ちなみに〝ゆえ〟はボールギャグをしたままでのでの嚥下もできるし、こうした放置プレイも大好き。
とはいえ、こうした「ソフトがハードに変わる」という経験は、実際に今までに何度かしているし、〝ゆえ〟から、後で「ご主人様、実は…」と聞かされることもある。ああ、危なかったなぁ…と反省することも。
SMプレイ、ソフトだからと言って、安心は禁物。
ソフトなつもりが、気づかないうちにハードにMを責めていることがあるという、そういう自覚をこれからも持って、〝ゆえ〟とプレイを続けていく〝Y〟だよ。みなさんもぜひ、心に留めてみてね。