全身のフェザータッチというごくシンプルな責めに〝ゆえ〟が狂う
ご主人様が両手の指先を
軽く〝ゆえ〟の皮膚に当てる
その日、仕事で午前中忙殺された〝Y〟。ところが、午後の作業が急遽キャンセルとなり時間が空くことになった。そこで〝ゆえ〟と合流。
ところが仕事の都合で、責めの持ち物は最低限。快楽責めの道具もバッハローター一つという状態。バイブもない。乳首ローターもない。
ふむ。
そうなると、これは原点に戻って、自分の指を使うしかないでしょう。それも良し。
「雨がふった それもいゝだろう 本が読める」
と、かの武者小路実篤先生も言っていたではないですか。(^^)
というわけで、
「道具がない それもいいだろう 自分の指が使える!」
でも、いきなりクリをいじったり乳首をいじったりしたらつまらない。最近とみに快楽スイッチが入りやすい〝ゆえ〟、それだけですぐにイッてしまいそう。
ということでご主人様の〝Y〟が考えたのは…。
そう、性器はあえて触らず、身体全体の皮膚を延々と軽く指先でタッチし続けるというもの。
これ、普通ならばこそばゆくて、くすぐり責めになるところだけど、最近の〝ゆえ〟を見ていると、もしかしたら、快楽につながるのではないかと考えたわけ。
それにくすぐりとは違い、ごくごく、わずかなフェザータッチ責め。
今までもこのブログにも書いているけど、何度も何度も絶頂に達した後というのは、身体をちょっと触れただけで、イクことができる〝ゆえ〟。きっと、最初の前戯の段階でも、繰り返し繰り返し触れていけば、こそばゆさだけでなくて、快楽につながる何かが見えるかもしれない。
そう思って、その日実践。
オールインワンを着せ、ボールギャグ。首輪にはリードを…。イヌの格好にさせ、最初は、「ワン」と鳴かせたりして楽しんだ。
そして、その後、ワンコ座りをさせて、いよいよ全身の軽いタッチに。
指先が両腕に触れる。
すぐに身体をびくっとさせる〝ゆえ〟。
そして、ツツーっと、指を上下に動かす。
すぐに身体をぐっと弾きながら痙攣する。
うん。これはまだまだこそばゆい、くすぐり感覚かな。
しかし、何度か繰り返すうちに、少ぉしだけ、〝ゆえ〟の表情に変化が出てきた。
そこで、目隠しを。
続けて、太もも、脇、そして腕と、繰り返し何度も指先のごくごく軽いタッチを…。
とはいえ、同じタッチを繰り返すと人間、慣れてしまうので、タッチの大きさや感覚を微妙に変えたりすることが大切。
〝ゆえ〟、やがて、「ああ…」と切なそうな声を上げ始める。
しめしめ…。
そして、〝ゆえ〟のガクガクが止まらなくなった!そして、ついに後ろに倒れ込む。
これ、実は〝Y〟がドライオーガズムの初体験をした大阪の「マル秘堂」さんで女性のキャストさんたちが使っていたテクニック。それをいただいちゃった。
パウダーなどを使うともっと効果があがるのだけど、とりあえず、指先だけでもこれだけの効果がある。
終わった後で尋ねてみたら、やっぱり思い通り。
当初はこそばゆさが勝っていたのに、目隠しをされた直後から、次第に快楽の痙攣が大きくなったのだそうだ。
そう、指先のタッチが実は快楽を誘う。
指先だけでのフェザータッチの快楽責め。電池も使わず、筋力も使わず、エコでしょ!
ま、それは冗談としても、人間の指って、ホントは凄いんだ。
そして、それを受け止める側の感覚とそれを性的快楽に変換する脳の機能もやっぱり凄い。
改めて実感したひとときだったよ。