〝ゆえ〟の小窓~20 お食事の話 その2
〝ゆえ〟をテーブルに
食事について、〝ゆえ〟のモノローグ後半(前半はこちら)。今回は食の「嗜好」について。
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ご調教におけるご主人様の嗜好にはかなり理解を深めていますが、お食事の嗜好については未だにわかりません。
何となく、ご主人様はコーヒーがお好きらしい事と、洋菓子に詳しい&お好きらしいという事は理解しています。
最近は、ケーキを無料で提供しているホテルもありますよね。
ご主人様が嬉しそうに眺めていましたので。
だけどね、、〝ゆえ〟自身は、どちらも大っ嫌い!…なのです。
食の好みが正反対なのでは…という軽い絶望感から、余計にご主人様とのお食事、という行動は敷居の高いものとなっています。
この間、ご主人様がにこやかに
「なぁ~〝ゆえ〟、コロナが収まったら、ホテル○○のスイーツビュッフェに連れていってやろうか?」
と囁かれた時、今まで見たことも無いくらい、〝ゆえ〟の顔は眉間にシワが寄り、口がパクパクして顔面蒼白だったようです。
ご主人様が退くくらい。
きっとご主人様は、「スイーツ」と聞いて、嬉しくてニコニコする奴隷を想像していたのかもしれません。奴隷も一応女の子ですし。
ものすご~く丁重に低姿勢でお断りさせていただいたのですが、
ご主人様は「ロウソク責めと同等か、それ以上に面白そうだなぁ」と、ニコニコされていました。
ご、ご、ご冗談ですよね。
〝ゆえ〟は良い奴隷になります…してますから、永久に永劫にスイーツビュッフェを忘却してくださいまし…ご主人様ぁ…。
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スイーツが最高の責めになるとは!まさか、古典落語の「饅頭コワイ」と同じじゃないよなぁ…。(笑)
いや、本当に甘い物を無理矢理食べさせたときの〝ゆえ〟の顔ったら…。これは見物(みもの)。
あの顔見たさについついプレイに向かう途中でスイーツを買ってしまうご主人様だよ。(^^)