フェイクレザーだけど、それなりに楽しめる顔面拘束具
近年ではもうすっかりとマーケットに定着したかのような感のあるアジア某国製のSM関連グッズ。
以前は写真を見ても「?」となる製品も多く、購買意欲はなかなか湧かなかったもの。
ところが、最近は「ほぉ!」とそそられるモノも出てきている。数年前にこんな記事も書いたよね。
さて、ある日、某巨大ECサイトを覗いていたらかなり魅力的な写真が目に飛び込んできたよ。
目隠しと開口リングが一体化したヘッドギアのような拘束具。ヘッドギアって、普通は目の部分を開けて、それ以外を包み込むものだけど、こちらは目の部分を包み込む「逆」ヘッドギアという感じかな。
黒革に見えるけど、おそらくPUレザー。
耐久性はないだろうけど1,500円前後で買えるのなら、何度か使用するために購入するのもありかなぁ。
そこで買った方のレビューが2件だけあったので見てみると、お二人ともデザインを褒めながらも、全体としては否定的。お一人は大きすぎて顔にあわなかったみたい。もうお一人は目隠しが十分にできないとの評価。やっぱりサイズに問題があるのかな。
そこで〝Y〟は思ったんだ。
これ、もし購入してサイズが合わければ、改造する楽しみもあるかも……。以前天ノ介さんのところにおじゃましたとき、サイズが合わなかったり色々と修正の余地がある海外製革具を持ち込まれて改造したり、修理したりするというお話をしてくださった。しかも「それも楽しいですよ」と笑顔で仰っていた。それを記憶していたこともある。
レザークラフトの道具は一揃い持っている〝Y〟。
じゃ、ということでポチっと購入。
製品名は自動翻訳で製品の説明まで含めちゃったのか、むやみやたらと長い(これもありがちだけど)。
「金属口枷 ギャグ猿ぐつわボンデージ マスク目隠し拘束 口ギャグボール 小道具くちびる 開口器リングギャグ SM調教用拘束具 調整可能 コスプレ奴隷ゲーム エロおもちゃフェチ 大人の」
というもの。最後が尻切れトンボになっているところもそれらしい。(笑)
翌日には届いた商品。中身を見てみると……。
思った通りPUレザーで、しかも裁縫は内側の革がめくれたりしてレザーのカットした線や細部はかなり粗雑。まだ慣れない素人さんが作りましたという感じ。でも、全体として遠目に見た場合のデザインは悪くない。これは楽しみかも!
翌日〝ゆえ〟とのプレイに持ち込み、水着姿の〝ゆえ〟に装着させてみると……。
ほぉ!なかなか映えるではないですか。心の中で「いいね」マークが踊る。
一旦はずして〝ゆえ〟に尋ねてみるとサイズ的にも悪くなく、目隠しもしっかりと効いていて暗闇に落とし込んでくれるという。
もしかしたら、某サイトのレビューに書いてあったのを製作者が翻訳で読んで、改善したのかもしれないね。
そこで、本格的に責める事に。再び装着して、まずベッドに〝ゆえ〟を転がしてみる。
うん。「絵」になるねぇ!
さらに、抱き起こし、今度はその口の開口リングに向けてペニスを差し込んでみる。幸いにして(笑)巨根ではない〝Y〟のモノはギリギリで先っぽがリングを通り、〝ゆえ〟の舌がしっかりとからみついてくれる。涎を垂らしながらの〝ゆえ〟のフェラ、不自由な口で奉仕してくれる姿を眺めるのはこれもまた素敵。鼻の部分がオープンになっているというのは、好き嫌いがあるとは思うけど、〝Y〟のように〝ゆえ〟の鼻の形が好みな場合は非常に嬉しい。
そして口から抜き取ったモノを〝ゆえ〟の中に入れて、騎乗位と正常位を楽しむ。
顔面拘束をされたままで言葉を発せず、涎を垂らしながら快楽をむさぼる〝ゆえ〟をしっかりと視覚的に鑑賞しながら「果て」た〝Y〟。
十二分に満足だったよ。
この値段だったら非常に良い……と思った〝Y〟。ただし、前述のように耐久性は「?」だし、おそらくこの作りからすると個体差も著しいかもしれない。また全体にベルトも長めなのできっちりと装着すると、かなり余ってしまう。こちらも調整が必要。
だから、どなたにも勧められるものではないかもしれないけど、ちょっとした遊び心で楽しんでみたいと思う人には良いかも!!
さて、十分に満足したところで、むくむくと首をもたげてくるのが先ほどの「改造」の話。
この拘束具、全体印象では特に目隠しを中心としたデザインが独特で非常に魅力的。そして口に対する責めが開口リングというのも良いけど、これをボールギャグに替えると、それもまた映えるだろうなぁ……と思う〝Y〟。
もともと改造も視野に入れて購入したこの製品。それが改造せずともこれだけ楽しめたのだから儲けもの。
せっかく手頃な価格の製品なのだからもう1つ同じものを買って、そちらをボールギャグに取り換える改造を施すのはどうだろう。
というわけで、現在計画中。無事にミッションコンプリートとなれば、またご報告するね!!!
ちなみにこの製品はALMYMMというショップがアマゾンを通して販売しているけど、以下のように興味深い商品も出していたよ。
追記:
実はその後何度か使っているうちに一つだけ気になることがあったのでご報告。
〝ゆえ〟は皮膚がもともと繊細なんだ。そのせいかもしれないけど、あるとき、この拘束具を長時間使い汗もかいた直後、外してみると、触れていた皮膚の部分がかゆいと言うんだ。見てみると、実際に小さな赤い斑点がいくつか生じていた。
一晩で消えたけど、それ以来気になって、皮膚が直接長時間ふれる場所にはティッシュを一枚挟むようにしてみた。そしたら、大丈夫だった。
一過性のものだったかもしれないし、偶然のタイミングで生じたのかもしれないけど、念のため、皮膚の敏感な方は気をつけてみてね。