体に触れるだけでイキ続ける~〝ゆえ〟が〝Y〟に触っただけでイッてしまうという不思議な現象
SMチェア上の快楽責めで精根尽き果てた〝ゆえ〟
この後、ベッドに移すと……
〝Y〟と〝ゆえ〟とのSMプレイ。必ず交合をプレイに含んでいる。
そして、その交合による〝ゆえ〟のオーガズムはどんどん進化しているように感じられるよ。
「連続イキ」、「中イキ」を覚え、最近は「脳イキ」に達している。そして、最近ではそのイキ方も早くて深い。
なにせ挿入して数秒後には「中イキ」している。
だから、何があってもさほど驚かないつもりだった〝Y〟。
ところがどっこい、驚いた!
その日、〝ゆえ〟をSMチェアで快楽責めをした。何度も何度もオモチャでイカせる。もう限界かなぁ…と判断。
そしてベッドに乗せる。イキ続けで疲れただろうと思い、しばらく休ませようと思ったんだ。
ところが…、
〝ゆえ〟、なにやら腕を〝Y〟の方に伸ばしてきた。そして、〝Y〟の体に触れた瞬間、突然、その体が痙攣を始める。
えっ?
〝Y〟の体に〝ゆえ〟の指先が触った?
それが引き金?
それでオーガズムに?
本当?
今度は逆に〝Y〟が〝ゆえ〟の体に触れてみる。
その瞬間、〝ゆえ〟の体が再び大きく痙攣する。
ああ、こちらは確かに今までもあった。
何度も何度もイキ続けたあとは、〝Y〟が〝ゆえ〟の体に触れることにより、それが刺激になりオーガズムに。
でも、今回は今までと違い、〝ゆえ〟が自分で〝Y〟の体に触れて、そして、オーガズムに…。
これは、初めての体験!
なぜ、こんな不思議なことが起きるのだろう。
この時、いつもと違うことが一つだけあった。それは〝ゆえ〟の気持ち。
「全身から力が抜けて、ボロボロになりながらも、ご主人様の事がとても愛おしく思えて、そして、体に触れさせていただきたいと心から思っていたんです。そうしたら…実際に奴隷の指先がご主人様の体に触れた瞬間に…」
と後で話してくれた。
そう、オーガズムは単に体の反応だけじゃない。気持ちもまた、大きな役割を果たすんだね。
一体となりたいという強い気持ちがあり、すでにイキ続けた体と、その思いを持った心の両方が作用したとき、おそらく、今までにない、相手の体に指先が触れるだけでイキ続けるという新たなオーガズムが出現した…。
この先、多分、〝Y〟がかつてのドライオーガズムの旅で知った、あの究極のオーガズムに〝ゆえ〟が達するのも時間の問題だと思うよ。数ヶ月のうちに達するかもしれないし、もう数年かかるかもしれないけど。
でも、ここしばらくの〝ゆえ〟の成長ぶりが、本当に嬉しいな。
ところで、前述のように、今回と逆に、〝Y〟が〝ゆえ〟の体に触れて、全身を痙攣させるということは今までもあった。この現象。これはサディストである〝Y〟にとっても凄く楽しいこと。
だって、自分の指先を〝ゆえ〟の体に軽く当てる度に、〝ゆえ〟の体が大きくバウンドして痙攣するんだ。これって、まるで、高圧の電極を持ち、体に押しつけて、電気ショックを与えているのと同じ。だから、奴隷を責め続けているような視覚的な満足感を味わうことができる。
ご主人様は激しく責めている感覚となり、そして奴隷は実は快楽(苦しいだろうけど)を与えられて…。
一挙両得とはこのことかな。(笑)