ボールギャグを手作りすると理想の形ができるという楽しさを知る
ボールギャグを愛する〝Y〟。ところが愛用している中の一つ、スポンジボールギャグが製造中止となったため、仕方なく自分で製作してみた話を以前書いたよね。
出来栄えが結構よく味をしめた〝Y〟は続いてオリジナルのデザインを加味したボールギャグを作ってみたくなる。
それは……。顎ベルトをつけたもの。
そう。ボールギャグは通常シンブルに穴あきボールと、それを通る細い革ベルトと首の後ろに回るベルトで構成されている。そのシンプルさが魅力なのだけど、より拘束感を出したい。
すると、鼻の両脇を通って頭から後頭部を通り首まで伸びるベルトを着けるハーネスタイプという選択肢もある。でも、それは普通に市販されているものも多いよね。他にないものといえば……。
そう、顎のベルトだ!
フェイスクラッチマスクなどの開口具などでは良く見かけるけど、シンプルなボールギャグに顎ベルトだけがついているのはあまり見かけない。
じゃ、自分で作ろう!と考えたわけ。
そこで、ある日、革を裁断し、穴あきボールの他にはカシメと2つのサイズの月カン、丸カンを用意。
そして製作にかかったよ。
のんびりと休憩をはさみながら作ってみたので、時間にして1時間弱。
〝ゆえ〟の顔のサイズはだいたい体感でわかっているので、このくらいかなぁ……と想像しながらベルトをカット。
ただ、1点注意したことが。顎のベルトをきちんと顎下に通すため、通常よりもボールそのものを通す細いベルトはやや長めにしてある。これが短いと、結果、顎のベルトが顎先あたりにかかってしまい、十分に拘束感が出ないと考えた。もっと首側にかかるようにとの工夫。
この作業もなかなか楽しい。
プラモデルや鉄道模型、ラジオの電子工作なども今まで色々としてきたけれど、愛奴という生身の人間の身につけさせるものを作るというのはとても楽しいものだと実感。
そして、とりあえず完成したボールギャグ。
まだ革の香りが強く、「新品」という雰囲気が満載。
嬉しくなって次の調教に持ち込むと、〝ゆえ〟、手にとってとても喜んでくれる。
「女性が男性に手編みのマフラーをプレゼントするじゃないですか。それを受け取ったような、そんな幸せな気持ちになれます!」
なるほど!そう感じるんだ!!
男性が女性にそういう気持ちにさせることができるなんて、ちょっとなかなかない体験だよね。益々手作りが楽しくなりそうな予感。
さて、実際に装着させてみる。
心配だったのは何かしら不具合があって痛みが生じたりしないかということ。ボールは全体にやすりをかけているので大丈夫だけど、革はまだ新しく硬いので、ベルトが皮膚に当たって痛くならないかと心配。
でも、とりあえず、そうした問題はなかった。
そして、まずは全身拘束で快楽責めに使ってみると……。
いい!
さすがに自分が欲しくて作ったデザインだから、とっても満足感がある。
「まさにこれが欲しかったんだ!」という感じ。
やがて、そのボールギャグ越しに涎が流れ落ち始めるのを見て、きちんとボールギャグの役割も果たしてくれていることを実感。
今回の手作り、大成功。
単に責め具を装着されて愛奴が快楽に堕ちていく姿を見るのも良いけど、自分が作った責め具を装着されて……というのを見て楽しめるのは、やはり素敵な体験。
手作りボールギャグから涎を落としつつ叫び声を上げ、何度も何度も達していく〝ゆえ〟の姿を眺めていて、しみじみと幸せを味わったよ。
そして早くも次の夢が。
顎のベルト、もう少し太くしてみようかな。そして、鼻の両脇から頭頂部につながるハーネスもやっぱりつけたい!
さぁ、次の製作機会が待ち遠しいな。

ボールギャグ D 黒(革) (白)

ボールギャグ B 黒(革) (白)







